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ThemeScapeによる分析結果

 本調査にて抽出した特許をThemeScape(MicroPatent LLC の登録商標)と呼ばれるテキストマイニングツールで分析しました。このツールは、各特許に記載する明細書の用語をテキストマイニングで抽出して、相互の特許間の類似度を算出し、等高線マップとして結果を表示するものです。分析の結果、大きく自動運転関連技術とMaaS 関連技術の2つの領域に分けることができ、MaaS 関連技術と自動運転関連技術との境界にあたる領域が融合領域と考えられます。

 日本国籍出願人の出願案件をドットで表すと、密度の濃い領域は、認識技術、操舵制御、運転支援、HMI(1)等であり、MaaS関連技術においても、経路検索やシェアリングの密度が濃いことが分かります(図11)。一方、自動運転関連技術の通信、MaaS関連技術の公共交通機関等の密度が薄くなっています。また、中国籍出願人の出願案件をドットで表すと、密度の濃い領域は、通信、加速・減速制御、公共交通等でした(図12)。

図11:ThemeScapeによる分析結果
図11:ThemeScapeによる分析結果
(技術領域抽出結果+日本国籍出願人)
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図12:ThemeScapeによる分析結果
図12:ThemeScapeによる分析結果
(技術領域抽出結果+中国籍出願人)
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※(図11-12)出典:Derwent Innovation(クラリベイト・アナリティクス・ジャパン社)を基に調査会社が作成