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 2018年5月、アイシン・エィ・ダブリュといすゞ自動車、ジヤトコ、スズキ、SUBARU(スバル)、ダイハツ工業、トヨタ自動車、日産自動車、本田技術研究所、マツダ、三菱自動車といった自動車メーカー9社と変速機メーカー2社が自動車用動力伝達技術研究組合(TRAMI=トラミ)を設立したと発表した。

 この団体は国内11社が資本と人材を投入して、大学の研究室とも合同で基礎研究を行い、変速機の技術進化を加速させると共に人材育成を目指す。

TRAMI理事長に就任した本田技術研究所 四輪R&Dセンター第4技術開発室 上席研究員の前田敏明氏。
TRAMI理事長に就任した本田技術研究所 四輪R&Dセンター第4技術開発室 上席研究員の前田敏明氏。
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TRAMIが中心となって組合員メーカー11社と大学研究室と共同研究を行う。また計測器メーカーや部品メーカーの参加や国事業への参画も今後検討する。
TRAMIが中心となって組合員メーカー11社と大学研究室と共同研究を行う。また計測器メーカーや部品メーカーの参加や国事業への参画も今後検討する。
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 設立のきっかけは、国内9社の自動車メーカーと国立研究開発法人産業技術総合研究所、日本自動車研究所といった研究機関が、エンジンの燃焼技術と排気ガス後処理装置の高度化を共同で研究する団体自動車用内燃機関技術研究組合(AICE)を4年前に設立したことだ。

 変速機でも同様の仕組みが不可欠ということから、組織作りに先行して2016年からトライアル事業として駆動系の学術テーマ化を行ってきた。

2016年からの先行トライアルで定められた目標値とそのための研究テーマ、そして各組合員企業の製品開発や大学の人材育成に至るロードマップ。
2016年からの先行トライアルで定められた目標値とそのための研究テーマ、そして各組合員企業の製品開発や大学の人材育成に至るロードマップ。
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各研究テーマとそれぞれの研究の進行。金属間の摩擦とATF作動状態の解明と制御が主な研究分野となっている。
各研究テーマとそれぞれの研究の進行。金属間の摩擦とATF作動状態の解明と制御が主な研究分野となっている。
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