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 2019年1月に開催された「東京オートサロン2019」(会場:千葉県幕張メッセ)では、ダイハツ工業が「コペン クーペ」を公開したほか、マツダは「ロードスター」用に開発中の着脱式ハードトップルーフを装着した「MAZDA ROADSTER DROP-HEAD COUPE CONCEPT」を展示した。

 どちらもルーフ部はCFRP製とされ、炭素繊維シートを積層したうえでエポキシ樹脂を含浸させて製作されたプリプレグを、オートクレーブを使って高圧下で焼成“ドライカーボン”製品を使用する。ちなみに、CFRPシートに樹脂を含浸させて製作する“ウエット・カーボン”は、“ドライ”に比べて軽量化や強度が劣るが成形に手間がかからず、コストが抑えられるため、会場で見かけるエアロパーツなどは“ウエット”製品となる場合が多い。

 コペン クーペは、丸型ヘッドランプを装備する「セロ」をベースに、開閉可能な電動ルーフをすべて取り払い、ルーフからトランクリッドに至るボディー上部の後半部分を一体に仕立てた。いわゆる“ファストバック”のボディーデザインを実現した。従来型ではルーフパネル部分は熱硬化性樹脂であるSMC(シート・モールディング・コンパウンド)製とされていたが、パーツ全体をCFRPに置き換えることで質量を12kgに抑え、車両質量を20kg減らした。

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ダイハツ「コペン クーペ」
ダイハツ「コペン クーペ」
ダイハツは発売から5周年を迎えた2代目コペンの限定車「コペン クーペ」を公開した。2016年のTASに出展したコンセプトカーが好評だったことを受けて、市販化が決定したとのこと。限定200台で販売され、専用ウェブサイトで商談を受け付けた(2019年2月11日まで)。生産・納車は2019年4月以降の予定。メーカー希望小売価格(税込み)はMT仕様が250万5600円から、CVT仕様が248万4000円から。
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