ドイツのフォルクスワーゲン(Volkswagen)にとっては、2015年のディーゼル排ガス浄化不正問題以後、名誉挽回の満を持してディーゼルエンジン車導入となる。今回日本市場に導入したPASSAT TDIは、排気量2.0L直列4気筒で、これに酸化触媒、SCR(選択触媒還元)、DPF(ディーゼル粒子フィルター)の後処理を用いることで、万全を期しているという。
パサートのディーゼル車日本導入に際しては、4ドアセダンとステーションワゴンの2車種が用意されているが、今回試乗したのは4ドアセダンのTDI Highlineである。