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 ドイツ・フォルクスワーゲン(Volkswagen、VW)から、まったく新しい小型SUV(多目的スポーツ車)「Tクロス(T cross)」が誕生した。VWは、さまざまな車種に展開可能な「MQB」と呼ばれるプラットフォーム戦略を採用しており、Tクロスもそこから生まれた1台だ。

新登場のTクロスは、まず「ファーストプラス」と「ファースト」という導入車種から受注が始まる
新登場のTクロスは、まず「ファーストプラス」と「ファースト」という導入車種から受注が始まる
(撮影:筆者)
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 必ずしも直接的ではないが、同社の「ポロ(Polo)」を基にしたと考えられるSUVである。車体寸法はポロとほぼ同等で、わずかに大柄な程度だ。前型に「クロスポロ」と呼ばれるSUV風の外観の車種があったが、その代替ともいえる。欧州においても駆動方式は前輪駆動のFF車のみという設定である。

「ポロ」よりわずかに大きな車体であり、国内でも使い勝手が良いだろう
「ポロ」よりわずかに大きな車体であり、国内でも使い勝手が良いだろう
(撮影:筆者)
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 今回試乗したのは、発売を記念して導入された「ファーストプラス(1st Plus)」と呼ばれる車種で、外観や内装、装備などを充実した特別仕様車だ。

 エンジンは排気量1.0Lのガソリンターボで、これに乾式クラッチを使う7速DCT(デュアルクラッチ変速機)が組み合わされる。

直列3気筒のガソリンターボエンジンの動力性能は十分で、アクセルペダルを深く踏み込むと3気筒らしい振動騒音をやや感じる
直列3気筒のガソリンターボエンジンの動力性能は十分で、アクセルペダルを深く踏み込むと3気筒らしい振動騒音をやや感じる
(撮影:筆者)
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 運転席に座ると、座席がたっぷりとした大きさで、硬めのクッションにより確かに体を支えられる。やや小柄な体格に人は、座面が長めに感じるかもしれない。エンジン始動スイッチがシフトレバーの左寄りにあるため、それをすぐに見つけられず、あちこち探してしまった。

運転席は寸法もたっぷりあって、硬めのクッションとともに確かに体を支えてくれる
運転席は寸法もたっぷりあって、硬めのクッションとともに確かに体を支えてくれる
(撮影:筆者)
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