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 ドイツAudi(アウディ)の小型SUV(多目的スポーツ車)「Q3」が、全面改良(フルモデルチェンジ)して2代目となった。新型は、よりスポーティーな印象を与えるスポーツバックと呼ばれるクーペのような後ろ姿の車種が追加され、外観の違いでの選択肢が増えている。

2代目となったアウディQ3は車体がやや大きくなったが、国内で使いやすい寸法内にある
2代目となったアウディQ3は車体がやや大きくなったが、国内で使いやすい寸法内にある
(撮影:筆者)
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 2020年7月の日本導入の発表から、すでに800台以上の受注があったとのことで、小型SUVの人気を実感させる。そうした人気を象徴するように、この車格には競合も多く、ドイツDaimler(ダイムラー)の「メルセデス・ベンツGLA」、同BMWの「X1」、スウェーデンVolvo(ボルボ)の「XC40」、そしてトヨタ自動車の「レクサスUX」などがある。

 Q3の車体は、前型より全長と全幅が共に拡大しているが、それでも全長4.5m以内、全幅は1.84mと国内で扱いやすい寸法に収められている。ただ、運転した実感としてはやや車幅がつかみにくい印象があった。

前方の見通しはよいが、やや車幅感覚をつかみにくかった
前方の見通しはよいが、やや車幅感覚をつかみにくかった
(撮影:筆者)
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 エンジンは、直列4気筒で排気量1.5Lのガソリンターボと、2.0Lのディーゼルターボの2種類ある。変速機は、7速Sトロニックと呼ばれるDCT(デュアル・クラッチ・トランスミッション)の自動変速だ。それぞれのエンジンに、前輪駆動(FWD)と、4輪駆動(4WD=クワトロ)の設定がある。

 今回試乗したのは、1.5LガソリンターボでFWDのスポーツバックと、2.0Lディーゼルターボの4WDである。共に「Sライン」と呼ばれる強化サスペンションを装備した車種であった。