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 ドイツAudi(アウディ)の電気自動車(EV)「e-tron(イートロン)」が、いよいよ日本にも導入された。欧州ではSUV(多目的スポーツ車)が先に発売となり、その後に派生車種となる「e-tron Sportback(イートロン・スポーツバック)」が導入されたが、日本ではスポーツバックが先となった。

アウディ初の量産EVの日本導入は、イートロン・スポーツバックが先になった
アウディ初の量産EVの日本導入は、イートロン・スポーツバックが先になった
(撮影:筆者)
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 今回試乗したのは、イートロン・スポーツバックの初期導入車種である「ファーストエディション」だ。サイドミラーの代わりにカメラ映像を使うバーチャル・エクステリア・ミラー仕様車である。

 車体寸法はかなり大きく、全長4900×全幅1935×全高1615mmもある。しかし、実際に運転してみると、車幅が2m近くあるにもかかわらず、少なくとも車線内を走っている間は車体の左端の様子を気にすることなく、快適に運転できた。前方視界のよさと、フロントピラーやダッシュボードの造形が、車幅を感じとらせる上で適切なのだろう。

運転席周りは、一見したところエンジン車と大きく変わらず、これまで通り運転できそうな安心感がある
運転席周りは、一見したところエンジン車と大きく変わらず、これまで通り運転できそうな安心感がある
(撮影:筆者)
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 前後に駆動用モーターを備える4輪駆動である。これを、アウディはエンジン車で「クワトロ」と名付けてきたが、イートロン・スポーツバックも車名にクワトロと付けられている。モーター駆動の常だが、発進からその後の加速において実に力強く滑らかで、なおかつ室内の静粛性にも優れる。SUVというよりは高級セダンにでも乗っているような感覚だ。

前後に駆動用モーターを備える4輪駆動で、最高出力は300kW
前後に駆動用モーターを備える4輪駆動で、最高出力は300kW
(撮影:筆者)
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