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 フランスRenault(ルノー)の「ルーテシア(Lutecia)」は、欧州では「クリオ(Clio)」と呼ばれる小型ハッチバックだ。新型は、その5代目となる。ルノー・日産自動車・三菱自動車の3社アライアンスが開発した新プラットフォーム「CMF-B(Common Module Family B-segment)」を採用する最初のルノー車である。CMF-Bは小型SUV「キャプチャー(Captur)」にも使われる。

フランスで量販車種となる小型ハッチバックらしく、使い勝手のいい大きさのルーテシア
フランスで量販車種となる小型ハッチバックらしく、使い勝手のいい大きさのルーテシア
(撮影:筆者)
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 印象的なのは、前型に比べて車体寸法が小さくなったことだ。何年もの間、新車が登場するたびに車体寸法は世界的に大型化してきた。だが、欧州といえども道幅は米国のように広々としているわけではない。石やレンガ造りの家は馬車の時代からそのまま残されているものも多く、ことに市街地ではすれ違ったり駐車したりするにも苦労するはずだ。そろそろ大型化にも限界を感じ始めているのかもしれない。

新型では、車体の全長および全幅が小型化され、日常の使い勝手が守られたといえるだろう
新型では、車体の全長および全幅が小型化され、日常の使い勝手が守られたといえるだろう
(撮影:筆者)
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 小さくなったとはいえ、全長4075×全幅1725mmなので、3ナンバー車であり、室内も窮屈ではない。荷室も小型ハッチバックとして適切な容量があり、不便はないだろう。運転席にゆったりと座れ、快適なのはフランス車らしい。

ゆったり座れる前席は体を適切に支え、運転に集中できる
ゆったり座れる前席は体を適切に支え、運転に集中できる
(撮影:筆者)
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