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 欧州Stellantis(ステランティス)のPeugeot(プジョー)「3008」は、CセグメントのSUV(多目的スポーツ車)だ。2017年に2代目となり、21年のマイナーチェンジ(部分改良)でプラグインハイブリッド車(PHEV)が追加された。車名は「3008 GT HYBRID4」である。PHEVとしては、スウェーデンVolvo(ボルボ)の「XC40」が競合に当たるとステランティスはみている。

Peugeotブランド初のPHEVである「3008 GT HYBRID4」
Peugeotブランド初のPHEVである「3008 GT HYBRID4」
(撮影:筆者)
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 1.6Lの直列4気筒ガソリンエンジンに、後輪駆動用のモーターを組み合わせることで四輪駆動(4WD)のPHEVとしている。ガソリンエンジンと組み合わせる8速AT(自動変速機)にも円盤状のモーターを導入し、こちらも出力の補助を行うが、リチウムイオン電池の充電量が減った際には発電機として機能する。この8速ATとモーターを組み合わせたシステムは日本のアイシン製とのことだ。

後輪をモーターで駆動する4WDであり、後輪駆動的な走りを特徴とする
後輪をモーターで駆動する4WDであり、後輪駆動的な走りを特徴とする
(撮影:筆者)
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 試乗車は、配車の順番などもあり、筆者が運転する際にはリチウムイオン電池の充電量がほぼゼロになっていた。欧州のPHEVは、一部の日本車のように急速充電口を持たないため、普通充電のみとなり、試乗会の場では充電が間に合わないこともある。

直列4気筒1.6Lガソリンターボエンジンは、モーター搭載の8速ATと組み合わせる
直列4気筒1.6Lガソリンターボエンジンは、モーター搭載の8速ATと組み合わせる
(撮影:筆者)
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 それでもシフトを「D」ではなく「B」モードにして回生を多用した運転をすると、ドライブモニターの画面から後輪モーターによる後輪駆動(RWD)で走る場面が多くなってくるのが分かった。出力83kWの後輪モーターはなかなか力強く、快適な運転感覚をもたらす。

小径のステアリングホイールの上からメーターを見るダッシュボードの造形はプジョーの特徴である
小径のステアリングホイールの上からメーターを見るダッシュボードの造形はプジョーの特徴である
(撮影:筆者)
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