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 日本電産、任天堂、ロームと、京都に拠点を置く電気・電子関連企業の社長が相次いで交代した。いずれも、会社の業績が伸びている状況での社長交代である。

 京都には、今回社長が交代する3社以外にも、オムロン、村田製作所、京セラ、島津製作所、スクリーン、ニチコン、GSユアサなど、世界市場の中で特定分野において圧倒的競争力を持つメーカーが数多くある。世界の技術トレンドや市場トレンドに寄り添いながら、独自のポジションを見出し、着実に競争力を醸成していく“孤高のものづくり”に長けた企業が多い。

 そして、IT産業や電子産業で多くの日本企業の勢いが衰えたのを尻目に、現在も業績を伸ばし続け、世界市場での存在感は大きくなっている。京都系メーカーの安定した成長力から日本の製造業が学ぶべきことは多いように思える。

 今回のテクノ大喜利では、京都系メーカーの強さの理由、そこから学べることについて議論した。各回答者に投げ掛けた質問は、以下の3つである。

【質問1】好調さと成長を維持できている京都系メーカーは、なぜ強いと思われますか?
【質問2】日本の電気・電子関連のメーカーは、京都系メーカーから何が学べると思われますか?
【質問3】世界の動きは急です。京都系メーカーの強みと競争力はこれからも維持できると思われますか?

 3つの質問に対するそれぞれの識者による回答要旨は、以下の表の通りだ。

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