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 産業IoT(IIoT)のコンセプトを打ち出して、製造業の情報化を先導していたはずの米ゼネラル・エレクトリック(General Electric:GE)が苦境に陥っている。2017年12月期は、58億米ドルの最終赤字という厳しい業績となった。

 GEが近年注力してきたIoTプラットフォーム「Predix」のビジネスも、どうやら思惑通りには進んでいなかったようだ。Predixは、デジタルツインと呼ぶ、製造業の現場に置く機器の稼働状況を映すコンピューターモデルを活用する仕組みである。GEは発電設備や航空機のエンジンなどでの成功を基に、さまざまな応用分野へ全方位展開しようと動いていた。ところが、応用が広がる気配が見えなかった。今後は、Predixのビジネスを得意分野に関連した顧客(航空業界や電力業界)に絞っていくとしている。

 同社に限らず、多くの企業がIoT関連のビジネスを育てようとしている。IIoTのような時代を先導するコンセプトを出しながら、思い通りのビジネス展開ができなかった同社からは、多くの教訓が得られることだろう。そこで今回は、同社のIoT関連ビジネスの挫折を他山の石とするための議論をした。

【質問1】 GEが自社のIoTプラットフォームのビジネスを多方面に展開できなかった原因は、どこにあると思われますか?
【質問2】 IoT関連のプラットフォームを提供する企業には、一般的クラウドサービスとは別の、どのような技術や知見、スキルが求められると思われますか?
【質問3】製造業企業がIoTプラットフォームを活用して効果的なIoTシステムを構築・運用するためには、どのような知見やスキルを自社内で準備しておく必要があると思われますか?

 3つの質問に対するそれぞれの識者による回答要旨は、以下の表の通りだ。

表1 テクノ大喜利「結局GEは、IoTビジネスで何を間違えたのか」回答まとめ
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表1 テクノ大喜利「結局GEは、IoTビジネスで何を間違えたのか」回答まとめ

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