全6186文字

 スタート以来、日経 xTECHの名物コラムとなった「テクノ大喜利、ITの陣」。今回はその第9回だ。毎回、複数の識者に共通のお題(質問)を投げかけ、識者にはそれに答える形で論陣を張ってもらう。お題は日本企業のIT利活用の問題点やIT業界の構造問題、そして世間の耳目を集めたIT絡みの事件などだ。

 第9回のお題は「ITを志す学生たちにIT部門やSIerへの就職を勧められる?」。お題に答える最後の識者は韓国人コンサルタントの廉宗淳氏だ。日本で起業し地方自治体などのシステム刷新を手掛けた廉氏は、日本のIT業界やIT部門の問題点がよく見える。若者に勧めるのは起業と海外への渡航。「わずか50万円を持って日本に旅立った」という自身の起業物語は必読だ。(編集部)

廉 宗淳(ヨム ジョンスン)
e-Corporation.JP 代表取締役社長
廉 宗淳(ヨム ジョンスン) 韓国ソウル市公務員を経て、1993年に来日。2000年にe-Corporation.JPを設立し代表取締役社長に就任。2005~2010年、聖路加国際病院ITアドバイザー。2007~2017年、青森市情報政策調整監(CIO補佐官)。2008~2015年、佐賀県統括本部情報課情報企画監。2013~2014年、大阪府・大阪市特別参与(IT担当)。2015~2017年、パシフィックコンサルタンツITアドバイザー。2014~2016年、佐賀県多久市ITアドバイザー。学術博士。
【質問1】就活生に人気のSIerだが、人月商売に働きがいはあるか
【回答】SAPこそ本来のSIer、若者はIT業界をよく理解してから就職先を決めよ
【質問2】不人気部署のIT部門、あえて志す価値はあるのか
【回答】会社の未来を左右する部署との自覚があるIT部門なら、志望する価値はある
【質問3】起業、海外での就職…デジタル時代に若者は何を目指すべき
【回答】大企業への就職を目指す人が多いようだが、ベンチャー企業の創業を勧めたい

この記事は会員登録で続きをご覧いただけます

日経クロステック登録会員になると…

新着が分かるメールマガジンが届く
キーワード登録、連載フォローが便利

さらに、有料会員に申し込むとすべての記事が読み放題に!
有料会員と登録会員の違い