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 ここ数年、半導体業界では、「ムーアの法則」の進展を裏付けていた微細加工技術のさらなる進歩が不安視されるようになっていた。これまで半導体技術の進化とは、すなわち微細化の実現のことを指していた。自動運転車の実現やデジタルトランスフォーメーション(DX)の実践など、半導体のさらなる進化を大前提として変革が進む中での技術的不安は、半導体産業の存在意義をも揺るがせるような問題だった。

 本来なら年末に選ぶべきエレクトロニクス・機械分野での「〇〇 of the Year」を、あえて2020年初頭に各回答者の見地から大胆予想している今回のテクノ大喜利。2番目の回答者は、半導体業界の技術と事業の最前線を継続的にウォッチしている元某ハイテクメーカーの半導体産業OB氏である。同氏は、半導体業界を包んでいた不安を払拭する方向へと動き、2020年は再び半導体飛躍の年となりそうなことを予見している。

(記事構成は、伊藤元昭=エンライト
半導体産業OB(はんどうたいさんぎょうOB)
某社リサーチャー
半導体産業OB(はんどうたいさんぎょうOB) 半導体産業をはじめとする電子産業全般で豊富な知見を持つ某ハイテクメーカーのOB。某国公認会計士でもある。現在は某社でリサーチャーを務め、市場の動きをつぶさにウォッチしている。
【質問1】2020年、社会や産業界、エレクトロニクス業界に最も大きなインパクトを及ぼすと思われる動き「Topic of the Year 2020」は何だと思われますか?
【回答】 ムーアの法則、再起動
【質問2】開発動向を注視したい技術、進歩を期待したい技術「Technology of the Year 2020」は何でしょうか?
【回答】チップレット
【質問3】最も動向を注視したい企業「Company of the Year 2020」はどこでしょうか?
【回答】ディスコ

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