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 半導体や電子部品などの需要喚起と、サービス産業でのイノベーション創出を後押しする話題として、第5世代移動通信システム(5G)と自動運転を忘れることはできない。

 2020年は5Gの商用サービスがいよいよ始まり、各自動車メーカーの自動運転のロードマップでは実用化のマイルストーンとしている年である。この2つの技術の成否が、生産側のサプライチェーンや応用側のバリューチェーンに及ぼす影響は巨大だ。2020年は、近未来のエレクトロニクス業界全体の浮沈を決める年になるかもしれない。

 本来なら年末に選ぶべきエレクトロニクス・機械分野での「〇〇 of the Year」を、あえて2020年初頭に各回答者の見地から大胆予想している今回のテクノ大喜利。4番目の回答者は、服部コンサルティング インターナショナルの服部 毅氏である。同氏は、5Gと自動運転の行方をウオッチする際の視点を提示した。

(記事構成は、伊藤元昭=エンライト
服部 毅(はっとり たけし)
服部コンサルティング インターナショナル 代表
服部 毅(はっとり たけし) 大手電機メーカーに30年余り勤務し、半導体部門で基礎研究、デバイス・プロセス開発から量産ラインの歩留まり向上まで広範な業務を担当。この間、本社経営/研究企画業務、米国スタンフォード大学 留学、同 集積回路研究所客員研究員なども経験。2007年に技術・経営コンサルタント、国際技術ジャーナリストとして独立し現在に至る。The Electrochemical Society (ECS)フェロー・終身名誉会員。マイナビニュースや日経xTECHなどに、グローバルな見地から半導体・ハイテク産業動向を随時執筆中。近著に「メガトレンド半導体2014-2023(日経BP社)」「表面・界面技術ハンドブック(NTS社)」「半導体・MEMSのための超臨界流体」(コロナ社)がある(共に共著)。
【質問1】2020年、社会や産業界、エレクトロニクス業界に最も大きなインパクトを及ぼすと思われる動き「Topic of the Year 2020」は何だと思われますか?
【回答】5Gの商用化が起爆剤となり、エレクトロニクス・半導体産業が好況化
【質問2】開発動向を注視したい技術、進歩を期待したい技術「Technology of the Year 2020」は何でしょうか?
【回答】本物の自動運転レベル4技術
【質問3】最も動向を注視したい企業「Company of the Year 2020」は何でしょうか?
【回答】ソニーセミコンダクタソリューションズ