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 Industry 4.0、MaaS(Mobility as a Service)、デジタルトランスフォーメーション……。これら近年のメガトレンドを推し進める際には、各企業のビジネス機能や産業構造の再構築が欠かせない。こうした中で企業が勝ち抜くためには、異業種や専門分野外の知恵を積極的に取り入れて、イノベーションを創出していく必要がある。

 自社で過去に蓄積してきた知見や技術資産、スキルだけに固執していたのでは、新しい時代を切り開くことはできない。各企業には、広範な領域の深い知見を集め、ビジネス創出に生かす仕組みの保有が求められている。

 本来なら年末に選ぶべきエレクトロニクス・機械分野での「〇〇 of the Year」を、あえて2020年初頭に各回答者の見地から大胆予想している今回のテクノ大喜利。5番目の回答者は、アーサー・ディ・リトル・ジャパンの三ツ谷翔太氏である。政府の政策立案支援などに携わる同氏は、2020年を近未来に向けた数々の実験的取り組みを具体化する年と位置付けている。そして、企業におけるイノベーション創出のパートナーとしての大学の役割に注目している。

(記事構成は、伊藤元昭=エンライト
三ツ谷 翔太(みつや しょうた)
アーサー・ディ・リトル・ジャパン パートナー
三ツ谷 翔太(みつや しょうた) 世界最初の経営戦略コンサルファームであるアーサー・ディ・リトルにて、エレクトロニクス産業を中心とした製造業に対する新規事業戦略・研究開発戦略・知財戦略の立案支援、ならびに経済産業省を中心とした官公庁に対する産業政策の立案支援に従事。GAFAに代表されるグローバルプラットフォーマーが独占的地位を得る時代から、自律分散型の企業モデルが息を吹き返す時代への移行を見通した、フラグメント化する世界 ーGAFAの先へーを日経BPから出版(共著)。
【質問1】2020年、社会や産業界、エレクトロニクス業界に最も大きなインパクトを及ぼすと思われる動き「Topic of the Year 2020」は何だと思われますか?
【回答】進化していくことの象徴としての高輪ゲートウェイ駅の暫定開業
【質問2】開発動向を注視したい技術、進歩を期待したい技術「Technology of the Year 2020」は何でしょうか?
【回答】人々の行動から産業構造までを変えるポテンシャルを持つMaaS
【質問3】最も動向を注視したい企業「Company of the Year 2020」はどこでしょうか?
【回答】多数企業に対するイノベーション支援を強めている東京大学

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