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 1980年代から90年代前半は、パソコンなどビジネスユースの情報機器が、情報処理技術の進化と普及をけん引した。そして、1990年代終わりから2000年代にkかけては、ゲーム機やスマートフォンなど民生分野の応用がその役割を担った。近年では、社会問題の解決がICTの進化のけん引役とみなされるようになった。

 5Gの主な応用として、IoTが挙がっているのは、こうした潮流に沿ったものだ。6Gの技術開発と整備において想定する応用は、恐らく個人が使うスマートフォンではなく、より社会性の強いものになるのではないか。

 6Gへの期待と応用について、緩くワイガヤ的に議論している今回のテクノ大喜利。3番目の回答者は、元某ハイテクメーカーの半導体産業OB氏である。同氏は、最先端ICTの発信源である米国での、ICT技術の利用目的の変化を考察し、6Gの応用分野の方向性を探った。

(記事構成は、伊藤元昭=エンライト
半導体産業OB(はんどうたいさんぎょうOB)
某社リサーチャー
半導体産業OB(はんどうたいさんぎょうOB) 半導体産業をはじめとする電子産業全般で豊富な知見を持つ某ハイテクメーカーのOB。某国公認会計士でもある。現在は某社でリサーチャーを務め、市場の動きをつぶさにウオッチしている。
【質問1】6Gでは、現状の4Gや、これから実用化する5Gで抱えている、どのような課題の解決に挑むべきと思われますか?
【回答】安全、安心
【質問2】6Gは、どのような機器やシステムの進歩を後押しする技術であって欲しいと思われますか?
【回答】寄り添い型のナビ
【質問3】6Gを応用した未来の移動通信システムには、どのような機能・性能の実現を期待しますか?
【回答】究極のVR