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 新型コロナウイルス感染症(COVID-19)による被害と世界経済に及ぼす影響と先行きは、問題が顕在化してから4カ月以上たっても見えない。その影響は世界中に波及し、あらゆる産業の営み、人々の生活を根底から変えつつある。

 新型コロナとの戦いは、特定業界の特定企業だけが奮闘すればよいというものではなさそうだ。電子業界、IT業界、機械業界、医療、金融、大学、エンジニア向け支援サービスなどなど、それぞれの業界・業種の立場で、いかなる貢献ができるのか、どのような備えをしておくべきなのかを考える必要があるだろう。

 そこで今回のテクノ大喜利では、回答者の方々が属する業界・業種・立場から、新型コロナへの戦いで貢献できること、他業界に協力してほしいこと、ウィズコロナもしくはポストコロナを見据えて備えるべきことについて議論した。最初の回答者はアーサー・ディ・リトル・ジャパンの三ツ谷翔太氏である。同氏は、新規事業などの戦略立案支援や官公庁に対する産業政策の立案支援をしている立場から、ウィズコロナ時代の産業戦略の立案に際しての押さえどころを明示した。

(記事構成は、伊藤元昭=エンライト
三ツ谷 翔太(みつや しょうた)
アーサー・ディ・リトル・ジャパン パートナー
三ツ谷 翔太(みつや しょうた) 世界最初の経営戦略コンサルファームであるアーサー・ディ・リトルにて、エレクトロニクス産業を中心とした製造業に対する新規事業戦略・研究開発戦略・知財戦略の立案支援、ならびに経済産業省を中心とした官公庁に対する産業政策の立案支援に従事。GAFAに代表されるグローバルプラットフォーマーが独占的地位を得る時代から、自律分散型の企業モデルが息を吹き返す時代への移行を見通した、『フラグメント化する世界 ーGAFAの先へー』を日経BPから出版(共著)。
【質問1】ご自身が属する業界・業種・立場の見地から、コロナショックへの対応で貢献できることは何だと思われますか?
【回答】“ウィズコロナ”の時代を見据えた未来起点の構想
【質問2】ご自身の視座から見て、他業界の協力を仰ぎたいこと、考慮してほしいことは何ですか?
【回答】従来のパラダイムにとらわれない、社会システムの在り方の再考
【質問3】コロナショックの終息を見据えて、ご自身が属する業界・業種が備えておくべきこと、覚悟しておくべきことは何だと思われますか?
【回答】業界の垣根を越えたイノベーションの機会でもあること