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 新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の影響は世界中に波及し、あらゆる経済活動や人々の生活を根底から変えてしまった。そして、新型コロナとの闘いの焦点は、目前の惨事を回避・軽減するための手当てから、中長期を見据えた回復・復興へと移りつつある。

 感染拡大の局面では、治療や検査の最前線で奮闘する医療関係者、ロックダウン(都市封鎖)や補償制度を実践する政治家の決断に期待が集まった。回復・復興の局面では、特定業界の特定企業だけが活躍すればよいというものではなさそうだ。電子業界、IT業界、機械業界、医療、金融、大学、エンジニア向け支援サービスなど、それぞれの業界・業種の立場で、いかなる貢献・備えをすべきなのか考える必要があるだろう。

 そこでテクノ大喜利では、回答者の方々が属する業界・業種・立場から、新型コロナへの闘いで貢献できること、他業界に協力してほしいこと、ウィズコロナもしくはポストコロナを見据えて備えるべきことについて議論した。

【質問1】ご自身が属する業界・業種・立場の見地から、コロナショックへの対応で貢献できることは何だと思われますか?
【質問2】ご自身の視座から見て、他業界の協力を仰ぎたいこと、考慮してほしいことは何ですか?
【質問3】コロナショックの終息を見据えて、ご自身が属する業界・業種が備えておくべきこと、覚悟しておくべきことは何だと思われますか?

 3つの質問に対するそれぞれの識者による回答要旨は、以下の表の通りだ。

表1 テクノ大喜利「コロナショック、私の業界の責任と貢献」回答まとめ
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表1 テクノ大喜利「コロナショック、私の業界の責任と貢献」回答まとめ