全3474文字
PR

 どんな業界にも、どんな会社にも、多くの人が無批判・無条件に受け入れている慣習や価値観がある。それらは、その業界や企業で仕事をする際に欠かせない文化として定着し、社会人になったばかりの新入社員は、先輩から徹底的に擦り込まれる。しかし、ビジネスの環境や働き方が変化していく中で、いつしか合理性が失われていく。それでも多くの場合、業界や企業固有の習慣や価値観は見直されることはないまま、ただ守るべき文化として残される。

 コロナ禍によって図らずも追い風が吹いている業界の企業が、この機に仕掛けるべきことについて議論している今回のテクノ大喜利。5番目の回答者は、社会人・大学向けに双方向型オンライン学習サービスを提供するベンチャー企業、Schoo(スクー)の森 健志郎氏である。教育産業に携わる同氏は、今回のコロナ禍によって、これまで何となく受け入れていた現状の習慣や価値観に内在する不合理に、多くの人が気づいたとしている。そして、教育産業でのデジタル化による変革の必然性を改めて訴えた。

(記事構成は、伊藤元昭=エンライト
森 健志郎(もり けんしろう)
Schoo 代表取締役
森 健志郎(もり けんしろう) 1986年大阪生まれ。2009年近畿大学経営学部卒業。2009年4月、リクルート、リクルートメディアコミュニケーションズで、SUUMOを中心とした住宅領域の広告営業・企画制作に従事。 2011年10月、自身24歳時にSchooを設立し、代表取締役に就任。情報経営イノベーション専門職大学客員教授。
【質問1】あなたの視座から見える、コロナ禍を機にデジタル化が急激に進むと思われる応用分野は何だと思われますか?
【回答】すべて
【質問2】あなたが属する業界・業種にある、この機に緩和しておいてほしい規制、改めてほしい商習慣などをお聞かせください。
【回答】「何となく対面の方が良さそう」という神話
【質問3】アフターコロナの時代を見据えて、IT産業または電子産業の企業は、どのような世界の実現を目指し、いま何を仕掛けておくべきだと思われますか?
【回答】「隠された自社ならではの強み」の再発見と、それを踏まえた構造改革