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米中の覇権争いによって世界の電子機器のサプライチェーンが新たな枠組みへと移行することを見据えて、関係企業に及ぶ影響について議論している今回のテクノ大喜利。4番目の回答者は、Grossbergの大山 聡氏である。同氏は、米中の覇権争いによる半導体サプライチェーンの変化は、地震など自然災害と違って事前に起きることが予測可能な災害だとする。つまり、変化によって不利益を被る企業と利益のある企業がそれぞれ出てくるが、実際のビジネスにいかなる影響が及ぶかは、各社の分析力と対応力次第という。この点では、最も不利益を得ると思われる中国ファーウエイ(Huawei)も同様であり、対応策はいくらでもあることを指摘している。
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