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 コロナ禍を機に、生活や仕事、社会活動の場をネット上に移す動きが加速している。しかも、これまで規制や商習慣に阻まれてデジタル化が遅れていた業界でも、問答無用のデジタルシフトが進んでいる。数年間掛けて取り組む予定だったデジタル・トランスフォーメーション(DX)が、ほんの数週間で進んだ企業もある。各国政府、自治体、企業、団体などには、デジタル化を支援する制度・仕組み・インフラの整備などを推し進める機運が出てきている。

 顕在化してきた急激なデジタルシフトは、IT業界や電子業界にとってはビジネスを飛躍させる千載一遇のチャンスだ。そこで、今回のテクノ大喜利では、コロナ禍によって図らずも追い風が吹くIT業界や電子業界が、この機に仕掛けるべきことについて議論した。

【質問1】あなたの視座から見える、コロナ禍を機にデジタル化が急激に進むと思われる応用分野は何だと思われますか?
【質問2】あなたが属する業界・業種にある、この機に緩和しておいてほしい規制、改めてほしい商習慣などをお聞かせください。
【質問3】アフターコロナの時代を見据えて、IT産業または電子産業の企業は、どのような世界の実現を目指し、いま何を仕掛けておくべきだと思われますか?

 3つの質問に対するそれぞれの識者による回答要旨は、以下の表の通りだ。

表1 テクノ大喜利「デジタルシフト急加速、いま何を仕掛けるべきか」
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表1 テクノ大喜利「デジタルシフト急加速、いま何を仕掛けるべきか」