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 米国は2大政党が対峙する政治構造となっており、民主党と共和党のいずれが政権を取るかで国のカラーがガラリと変わる。ところが、トランプ政権下の4年間を振り返れば、共和党カラーと言うより、トランプカラーが前面に出た特異な期間だったと言えるのではないか。では、バイデン新政権はどうか。バイデンカラーというより、旧来の民主党カラーを重視した施策を取るように思える。

 米国で発足する新政権の下で、期待したいこと、懸念すること、さらには最も大きな影響を受ける業界・企業について議論している今回のテクノ大喜利。2番目の回答者は、Grossbergの大山 聡氏である。同氏は、バイデン新大統領の個性というより、民主党政権になることによる現状の変化から、電子産業などに及ぶ影響を論じた。

(記事構成は、伊藤元昭=エンライト
大山 聡(おおやま さとる)
Grossberg 代表
大山 聡(おおやま さとる) 1985年東京エレクトロン入社。1996年から2004年までABNアムロ証券、リーマン・ブラザーズ証券などで産業エレクトロニクス分野のアナリストを務めた後、富士通に転職、半導体部門の経営戦略に従事。2010年よりIHS Markitで、半導体をはじめとしたエレクトロニクス分野全般の調査・分析を担当。2017年9月に同社を退社し、同年10月からコンサルティング会社Grossberg合同会社に専任。
【質問1】バイデン政権下で、電子産業の発展に向けて期待したいことをお聞かせください。
【回答】 GAFA(Google、Apple、Facebook、Amazon)への規制が強化されれば、日系IT企業への追い風となる可能性がある
【質問2】バイデン政権下で、電子産業の企業が懸念すべきことをお聞かせください。
【回答】日本政府に「従米離中」を今まで以上に強制する可能性がある
【質問3】米国での政権交代によって、最も大きな影響を受ける業界・企業はどこだと思われますか?
【回答】特に大きな影響は考えられない