テクノ大喜利
目次
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IDMとファウンドリーは相いれない、二兎追うIntelに秘策はあるか
[土俵際Intel、IDM2.0は半導体業界を変えるか]MTElectroRsearch 田口眞男氏
Intelが半導体業界での主導権奪還を目指して打ち出した新戦略「IDM2.0」が、半導体業界の今後に与える影響について議論している今回のテクノ大喜利。5番目の回答者は、MTElectroRsearchの田口眞男氏である。同氏は、IDMとファウンドリーの二兎を追うことで、どのような矛盾、ジレンマを抱…
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IDM2.0は先端CPU製造の外部委託が本質、Intel復権への道は遠い
[土俵際Intel、IDM2.0は半導体業界を変えるか]服部コンサルティング インターナショナル 服部 毅氏
米Intel(インテル)は、創業以来、自社製チップの設計と製造の双方を自社で行うIDMという事業形態にこだわってきたメーカーだ。IDMならば、設計と製造双方の技術をすり合わせ、他社には開発できないチップを作ることができる。ただし、こうしたIDMの強みが先端CPUの分野で発揮できるのは、自社の製造技術…
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ファウンドリーでIntelの大成功はない、むしろTSMC互換戦略へ
[土俵際Intel、IDM2.0は半導体業界を変えるか]元 某ハイテクメーカー 半導体産業OB氏
Intelが半導体業界での主導権奪還を目指して打ち出した新戦略「IDM2.0」が、半導体業界の今後に与える影響について議論している今回のテクノ大喜利。3番目の回答者は、元 某ハイテクメーカーの半導体産業OB氏である。同氏は、ファウンドリー・ユーザーである多くのファブレス半導体メーカーやシステムメー…
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「More than Moore」とポストノイマンでは、Intelに主導権奪還の可能性
[土俵際Intel、IDM2.0は半導体業界を変えるか]東京理科大学大学院 若林秀樹氏
Intelが半導体業界での主導権奪還を目指して打ち出した新戦略「IDM2.0」が、半導体業界の今後に与える影響について議論している今回のテクノ大喜利。2番目の回答者は、東京理科大学大学院の若林秀樹氏である。同氏は、「Mooreの法則」の効力が薄れ、ノイマン型コンピューターの進化の伸びしろが目減りして…
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Intelに地政学的リスクがなくても、AMDやNVIDIAはTSMCを選ぶ
[土俵際Intel、IDM2.0は半導体業界を変えるか]Grossberg 大山 聡氏
米Intel(インテル) CEOのPatrick Gelsinger氏が、同社のファウンドリー・サービスの拡充を目指す新戦略「IDM2.0」を打ち出した。今回は、IDM2.0が半導体業界の課題解決に及ぼす影響について議論した。最初の回答者は、Grossbergの大山 聡氏である。同氏は、ファウンドリ…
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日本の電機産業の存続を賭け、日立とパナがM&Aで挑む再創業
[老舗電機メーカー、IT巨額買収の勝算]テクノ大喜利まとめ
日本を代表する老舗総合電機メーカーが、相次いで海外IT企業の買収に動いている。狙いは、企業の存続を賭けた、長年の業態を一変させる再創業である。ただし、そんな当事者の思惑とは裏腹に、心配の種は尽きない。今回のテクノ大喜利では、M&Aによって産業分野でのビジネス拡大に挑む老舗電機メーカーの勝ち筋と内在…
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日立とパナはM&Aで共創に挑め、鴻海の成功と東芝の失敗に学ぶ
[老舗電機メーカー、IT巨額買収の勝算]立命館アジア太平洋大学 中田行彦氏
パナソニックによる米Blue Yonder(ブルーヨンダー)の買収と、日立によるGlobalLogicの買収を機に、M&Aによって産業分野でのビジネス拡大に挑む老舗電機メーカーの勝ち筋と内在するリスクについて議論している今回のテクノ大喜利。6番目の回答者は立命館アジア太平洋大学の中田行彦氏である。…
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世界で戦うためのM&A、日立とパナに脱日本型経営の覚悟はあるか
[老舗電機メーカー、IT巨額買収の勝算]MTElectroResearch 田口眞男氏
パナソニックによる米Blue Yonder(ブルーヨンダー)の買収と、日立によるGlobalLogic(グローバルロジック)の買収を機に、M&Aによって産業分野でのビジネス拡大に挑む老舗電機メーカーの勝ち筋と内在するリスクについて議論している今回のテクノ大喜利。5番目の回答者はMTElectroR…
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失敗目立つ米IT企業買収、日立とパナに求められるぶれない姿勢
[老舗電機メーカー、IT巨額買収の勝算]Grossberg 大山 聡氏
パナソニックによる米Blue Yonder(ブルーヨンダー)の買収と、日立によるGlobalLogic(グローバルロジック)の買収を機に、M&Aによって産業分野でのビジネス拡大に挑む老舗電機メーカーの勝ち筋と内在するリスクについて議論している今回のテクノ大喜利。4番目の回答者はGrossbergの…
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ソフト補強だけで総合電機は勝てるか、大型買収はソニーも大損害
[老舗電機メーカー、IT巨額買収の勝算]服部コンサルティング インターナショナル 服部 毅氏
パナソニックによる米Blue Yonder(ブルーヨンダー)の買収と、日立製作所による米GlobalLogic(グローバルロジック)の買収を機に、M&Aによって産業分野でのビジネス拡大に挑む老舗電機メーカーの勝ち筋と内在するリスクについて議論している今回のテクノ大喜利。3番目の回答者は服部コンサル…
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日立やパナの大型買収はDX加速へよい挑戦、すべてはPMIで決まる
[老舗電機メーカー、IT巨額買収の勝算]アーサー・ディ・リトル・ジャパン三ツ谷翔太氏
パナソニックによる米Blue Yonder(ブルーヨンダー)の買収と、日立によるGlobalLogicの買収を機に、M&Aによって産業分野でのビジネス拡大に挑む老舗電機メーカーの勝ち筋と内在するリスクについて議論している今回のテクノ大喜利。2番目の回答者はアーサー・ディ・リトル・ジャパンの三ツ谷翔…
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M&A下手の日本企業、過去に学びIoT覇権を目指す日立に期待
[老舗電機メーカー、IT巨額買収の勝算] 東京理科大学大学院 若林秀樹氏
今回のテクノ大喜利では、M&Aによって産業分野でのビジネス拡大に挑む老舗電機メーカーの勝ち筋と内在するリスクについて議論した。最初の回答者は東京理科大学大学院の若林秀樹氏。同氏は、M&A下手を指摘される日本企業だが、成功に向けた勘所を学びつつあることを指摘し、刮目(かつもく)に値する成果が得られる…
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ますます高まる半導体依存、効率化最優先では事業継続できない
[半導体不足、常態化への対処法]テクノ大喜利回答まとめ
2021年初頭から顕在化している半導体不足の影響が、自動車向けだけでなく、スマートフォン向けなどあらゆる応用機器の生産を阻害するまでに広がっている。ユーザー間で、業界を超えた半導体の争奪戦が起きている状況だ。今回のテクノ大喜利では、市場環境の急激な変化による半導体不足に備えるための方策について議論し…
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ファウンドリーはCASE用の先端車載チップの増産を確約していない
[半導体不足、常態化への対処法]アーサー・ディ・リトル・ジャパン 岡田雅司氏
市場環境の急激な変化による半導体不足に備えるための方策を議論している今回のテクノ大喜利。7番目の回答者は、アーサー・ディ・リトル・ジャパンの岡田雅司氏である。同氏は、多様な産業につながるユーザーを抱える半導体業界の自動車産業とは異なる事情を、自動車メーカーが理解することの重要性を強調している。その延…
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半導体産業と自動車産業の常識のズレが、不足懸念常態化の温床に
[半導体不足、常態化への対処法]立命館アジア太平洋大学 中田行彦氏
市場環境の急激な変化による半導体不足に備えるための方策を議論している今回のテクノ大喜利。6番目の回答者は、立命館アジア太平洋大学の中田行彦氏である。同氏は、現在顕在化している半導体不足の素地となった構造的要因として、自動車業界と半導体業界の業界構造や商文化の違いに着目して分析した。さらに、非常事態…
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最先端だけが戦略チップではない、不足リスクが中国の参入機会に
[半導体不足、常態化への対処法]MTElectroResearch 田口眞男氏
市場環境の急激な変化による半導体不足に備えるための方策を議論している今回のテクノ大喜利。5番目の回答者は、MTElectroResearchの田口眞男氏である。同氏は、今回の半導体不足が、中国企業が世界市場に参入しやすい絶好の素地を生み出す可能性を指摘している。
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残された時間は5年、半導体新生への最大・最後のチャンスが到来
[半導体不足、常態化への対処法]東京理科大学大学院 若林秀樹氏
市場環境の急激な変化による半導体不足に備えるための方策を議論している今回のテクノ大喜利。4番目の回答者は、東京理科大学大学院の若林秀樹氏である。同氏は、危機感が募る今は、日本の半導体産業の新生を推し進める最大・最後のチャンスであると訴えている。そして、これからの日本が実践すべき、「総合ファウンドリ…
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市場の急変に柔軟対応できる、半導体製造法の革新を目指せ
[半導体不足、常態化への対処法]服部コンサルティング インターナショナル 服部 毅氏
市場環境の急激な変化による半導体不足に備えるための方策を議論している今回のテクノ大喜利。3番目の回答者は、服部コンサルティング インターナショナルの服部 毅氏である。同氏は、市場の変化に柔軟・迅速に追随した生産が可能な、半導体の新たな生産技術を確立することの重要性を訴えている。
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足元の半導体不足は実は解消している、早くも供給過剰の懸念が
[半導体不足、常態化への対処法]元 某ハイテクメーカー 半導体産業OB氏
市場環境の急激な変化による半導体不足に備えるための方策を議論している今回のテクノ大喜利。2番目の回答者は、元 某ハイテクメーカーの半導体産業OB氏である。同氏は、現在の半導体の供給能力を冷静に見れば、足元の半導体不足の状況は、実際には既に解消されているのではないかと見ている。そして、過剰反応のゆがみ…
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半導体は急には増産できない、不足解消にはユーザーの協力が必須
[半導体不足、常態化への対処法]Grossberg 大山 聡氏
今回のテクノ大喜利では、市場環境の急激な変化による半導体不足に備えるための方策を議論した。最初の回答者は、Grossbergの大山 聡氏である。同氏は、さまざまな機器に欠かせない部品である半導体では、急な増産が困難なことを強調。不足状況の回避や解消には、ユーザーとの連携などが必要不可欠であることを訴…