テクノ大喜利
目次
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半導体産業と自動車産業の常識のズレが、不足懸念常態化の温床に
[半導体不足、常態化への対処法]立命館アジア太平洋大学 中田行彦氏
市場環境の急激な変化による半導体不足に備えるための方策を議論している今回のテクノ大喜利。6番目の回答者は、立命館アジア太平洋大学の中田行彦氏である。同氏は、現在顕在化している半導体不足の素地となった構造的要因として、自動車業界と半導体業界の業界構造や商文化の違いに着目して分析した。さらに、非常事態…
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最先端だけが戦略チップではない、不足リスクが中国の参入機会に
[半導体不足、常態化への対処法]MTElectroResearch 田口眞男氏
市場環境の急激な変化による半導体不足に備えるための方策を議論している今回のテクノ大喜利。5番目の回答者は、MTElectroResearchの田口眞男氏である。同氏は、今回の半導体不足が、中国企業が世界市場に参入しやすい絶好の素地を生み出す可能性を指摘している。
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残された時間は5年、半導体新生への最大・最後のチャンスが到来
[半導体不足、常態化への対処法]東京理科大学大学院 若林秀樹氏
市場環境の急激な変化による半導体不足に備えるための方策を議論している今回のテクノ大喜利。4番目の回答者は、東京理科大学大学院の若林秀樹氏である。同氏は、危機感が募る今は、日本の半導体産業の新生を推し進める最大・最後のチャンスであると訴えている。そして、これからの日本が実践すべき、「総合ファウンドリ…
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市場の急変に柔軟対応できる、半導体製造法の革新を目指せ
[半導体不足、常態化への対処法]服部コンサルティング インターナショナル 服部 毅氏
市場環境の急激な変化による半導体不足に備えるための方策を議論している今回のテクノ大喜利。3番目の回答者は、服部コンサルティング インターナショナルの服部 毅氏である。同氏は、市場の変化に柔軟・迅速に追随した生産が可能な、半導体の新たな生産技術を確立することの重要性を訴えている。
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足元の半導体不足は実は解消している、早くも供給過剰の懸念が
[半導体不足、常態化への対処法]元 某ハイテクメーカー 半導体産業OB氏
市場環境の急激な変化による半導体不足に備えるための方策を議論している今回のテクノ大喜利。2番目の回答者は、元 某ハイテクメーカーの半導体産業OB氏である。同氏は、現在の半導体の供給能力を冷静に見れば、足元の半導体不足の状況は、実際には既に解消されているのではないかと見ている。そして、過剰反応のゆがみ…
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半導体は急には増産できない、不足解消にはユーザーの協力が必須
[半導体不足、常態化への対処法]Grossberg 大山 聡氏
今回のテクノ大喜利では、市場環境の急激な変化による半導体不足に備えるための方策を議論した。最初の回答者は、Grossbergの大山 聡氏である。同氏は、さまざまな機器に欠かせない部品である半導体では、急な増産が困難なことを強調。不足状況の回避や解消には、ユーザーとの連携などが必要不可欠であることを訴…
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日本には脱炭素技術の種が数多くある、問題はどう育てるかだ
[加速する脱炭素化の大波に乗れ]テクノ大喜利まとめ
2020年半ば以降、世界の脱炭素化を目指す動きがにわかに加速してきた。日本には、脱炭素化に貢献できる技術やビジネスの題材を豊富に保有するという指摘もある。しかし、世界の脱炭素化の大波に乗る産業界の具体的動きは現時点では明確には見えず、潜在能力が生かしきれていないようにも見える。今回のテクノ大喜利で…
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脱炭素化の争点はデジタル化で加速する物質・構造の技術革新
[加速する脱炭素化の大波に乗れ]日本総合研究所 木通秀樹氏
世界規模の脱炭素化の波に乗るため、日本の産業界が採るべき戦略・施策について議論している今回のテクノ大喜利。7番目の回答者は、日本総合研究所の木通秀樹氏である。同氏は、脱炭素化を成功させるためには、材料やデバイス・システムの構造など、ものづくりでの技術革新が必須になることを明確に指摘。その上で、この…
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脱炭素後進国ニッポン、イノベーションのジレンマから脱出せよ
[加速する脱炭素化の大波に乗れ]服部コンサルティング インターナショナル 服部 毅氏
世界規模の脱炭素化の波に乗るため、日本の産業界が採るべき戦略・施策について議論している今回のテクノ大喜利。6番目の回答者は、服部コンサルティング インターナショナルの服部 毅氏である。同氏は、新たな時代を先導すべく積極的に動き始めた欧米諸国に対して、動きが鈍く、脱炭素化の難しさをことさら喧伝(けん…
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脱炭素型データセンターの推進で日本の半導体産業の勝機が拡大
[加速する脱炭素化の大波に乗れ]元 某ハイテクメーカー 半導体産業OB氏
世界規模の脱炭素化の波に乗るため、日本の産業界が採るべき戦略・施策について議論している今回のテクノ大喜利。5番目の回答者は、元 某ハイテクメーカーの半導体産業OB氏である。同氏は、脱炭素時代には脱炭素型データセンターの構築が必須になることを指摘。その実現に向けて必要とされる半導体と、そのビジネスに…
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EVシフトによる脱炭素化の鍵は「電池製造時の電力削減技術」
[加速する脱炭素化の大波に乗れ]立命館アジア太平洋大学 中田行彦氏
世界規模の脱炭素化の波に乗るため、日本の産業界が採るべき戦略・施策について議論している今回のテクノ大喜利。4番目の回答者は、立命館アジア太平洋大学の中田行彦氏である。同氏は、走行中のEVのCO2排出量だけでなく、発電やEVの製造などでの排出量も精査し、日本企業が集中開発するべき技術を指摘している。…
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日本の脱炭素投資2兆円は少な過ぎ、せめて集中投資戦略を明確に
[加速する脱炭素化の大波に乗れ]X-Scientia 古山通久氏
世界規模の脱炭素化の波に乗るため、日本の産業界が採るべき戦略・施策について議論している今回のテクノ大喜利。今回の回答者は、持続可能な社会の実現に向けたさまざまな支援サービスを提供しているX-Scientiaの古山通久氏である。同氏は、日本の脱炭素投資の少なさを指摘したうえで、せめて効果的に活用する…
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日本の国土特性が生きる地熱・バイオマス発電を今こそ推進すべき
[加速する脱炭素化の大波に乗れ]Grossberg 大山 聡氏
世界規模の脱炭素化の波に乗るため、日本の産業界が採るべき戦略・施策について議論している今回のテクノ大喜利。2番目の回答者は、Grossbergの大山 聡氏である。同氏は、日本の国土特性に合っていることは分かっていなが利用が進んでいない地熱とバイオマスの活用を、今こそ推し進める必要があることを訴えて…
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電力革新だけが脱炭素ではない、一日の長の水素キャリア製造で勝て
[加速する脱炭素化の大波に乗れ]アーサー・ディ・リトル・ジャパン 三ツ谷翔太氏
今回のテクノ大喜利では、世界規模の脱炭素化の波に乗るため、日本の産業界が採るべき戦略・施策について議論した。最初の回答者は、アーサー・ディ・リトル・ジャパンの三ツ谷翔太氏である。同氏は、再生可能エネルギーや蓄電池など電力に関連した革新だけでは真の脱炭素化は実現しないことを指摘。その点を起点にした、…
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TSMC頼みで半導体王国の復興なし、まずは独自SoC開発から始めよ
[TSMC日本拠点の利用価値]テクノ大喜利まとめ
今回のテクノ大喜利では、日本の半導体産業の再興・強化という目的に向けて、今回のTSMCの研究開発拠点設置はどのような意義、利用価値があるのか議論した。
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CASE時代のクルマづくり、パソコン同様の水平分業化の兆し
[自動車ODM、大化けの可能性を探る]テクノ大喜利まとめ
自動車の開発や生産の実績がない企業にとって、自動車業界の参入障壁は極めて高い。ただし、車両や安全性に関する知見を持ち、自動車業界の中で十分な実績を積んだODMやファウンドリーが開発・生産に関与すれば、グンと参入しやすくなることだろう。今回のテクノ大喜利では、自動車ODMやファウンドリーが力をつける…
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TSMC誘致で第2のWoven City、つくばを科学技術大国の再興拠点に
[TSMC日本拠点の利用価値]MTElectroResearch 田口眞男氏
日本の半導体産業の再興・強化という目的に向けて、TSMCによる日本での研究開発拠点設立にどのような意義、利用価値があるのか議論している今回のテクノ大喜利。4番目の回答者は、MTElectroResearchの田口眞男氏である。同氏は、TSMCの日本での拠点設置を奇貨として、つくばを日本の半導体産業…
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TSMC日本拠点に期待せず、今こそ電機メーカーはSoCを開発すべし
[TSMC日本拠点の利用価値]Grossberg 大山 聡氏
日本の半導体産業の再興・強化という目的に向けて、台湾TSMCによる日本での研究開発拠点設立にどのような意義、利用価値があるのか議論している今回のテクノ大喜利。3番目の回答者はGrossbergの大山 聡氏である。同氏は、TSMCの日本拠点設置は直接的には日本の半導体産業の再興につながるわけではない…
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TSMCの日本工場は幻、日本企業の自助努力なくして半導体再興なし
[TSMC日本拠点の利用価値]服部コンサルティング インターナショナル 服部 毅氏
日本の半導体産業の再興・強化という目的に向けて、TSMCによる日本での研究開発拠点設立にどのような意義、利用価値があるのか議論している今回のテクノ大喜利。2番目の回答者は、服部コンサルティング インターナショナルの服部 毅氏である。同氏は、今や半導体産業における台湾と日本の力の差は歴然で、思慮深く…
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TSMCの拠点設立で目指せ日本の半導体復興、頑張れシニアパワー
[TSMC日本拠点の利用価値]元 某ハイテクメーカー 半導体産業OB氏
今回のテクノ大喜利では、日本の半導体産業の再興・強化という目的に向けて、台湾TSMC(台湾積体電路製造)の研究開発拠点設置はどのような意義、利用価値があるのか議論した。最初の回答者は、元 某ハイテクメーカーの半導体産業OB氏である。同氏は、TSMCが日本に拠点を置くことの意義は大きいことを指摘。こ…