テクノ大喜利
目次
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単なる復興はさすがに無理筋、問題はイノベーションがあるかだ
[製造業復興に爆進する米国との付き合い方]テクノ大喜利まとめ
これまで世界の半導体業界は、製造装置や材料の供給、設計、チップの製造、組み立てなどを、それぞれ最も適する場所で行うグローバルなサプライチェーンの構築を推し進めてきた。現在米国が進めている施策は、時計を逆回転させているように見える。今回のテクノ大喜利では、米国が進める製造業復興の動きに、サプライチェ…
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ドコモ完全子会社化によるB2B2X実現なるか 世界で戦う大前提
[NTTのドコモ完全子会社化の吉凶]東海東京調査センター 石野雅彦氏
日本電信電話(NTT)によるNTTドコモの完全子会社化の動きが、日本の通信業界に与える影響について議論している今回のテクノ大喜利。3番目の回答者は、東海東京調査センターの石野雅彦氏である。同氏は、NTTによるNTTドコモの完全子会社化の成否は、ひとえに移動体通信と固定通信の技術とビジネスの融合によ…
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SIの比重が高まる5G時代の通信ビジネス、グループ再編は必須
[NTTのドコモ完全子会社化の吉凶]企(くわだて) クロサカタツヤ氏
NTTによるNTTドコモの完全子会社化の動きが日本の通信業界に与える影響について議論している今回のテクノ大喜利。2番目の回答者は、企(くわだて)のクロサカタツヤ氏である。同氏は、世界での通信ビジネスの動きを鑑みながら、NTTグループの国際競争力を高める上でグループ企業再編を進めることの必然性を論じ…
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遅きに失した完全子会社化、iモード前なら別の世界線が開いたか
[NTTのドコモ完全子会社化の吉凶]Grossberg 大山 聡氏
今回のテクノ大喜利では、ドコモの完全子会社化の動きが日本の通信業界に与える影響について議論した。最初の回答者は、Grossbergの大山 聡氏である。同氏は、親子上場のデメリットを再確認し、その状態を脱することによって開くビジネスの可能性を論じている。
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製造業はサービス業、しなやかに米中両国へ相対するTSMCに学べ
[製造業復興に爆進する米国との付き合い方]立命館アジア太平洋大学 中田行彦氏
米国が進める製造業の復興の動きに、サプライチェーン上にいる日本企業がどのように対処していくべきか、そして世界の産業構造がどのように変わりつつあるのかを議論している今回のテクノ大喜利。5番目の回答者は立命館アジア太平洋大学の中田行彦氏である。同氏は、米中対立の中で両国政府の意向の間で立ち振る舞うTS…
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最適地製造至上の時代はおしまい、日の丸半導体再興の好機到来
[製造業復興に爆進する米国との付き合い方]元 某ハイテクメーカー 半導体産業OB氏
米国が進める製造業の復興の動きに、サプライチェーン上にいる日本企業がどのように対処していくべきか、そして世界の産業構造がどのように変わりつつあるのかを議論している今回のテクノ大喜利。4番目の回答者は元 某ハイテクメーカーの半導体産業OB氏である。グローバルな視点から最適地で製造することが至上とされ…
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単なる復興では中国に勝てない米国、“製造業の再発明”に期待
[製造業復興に爆進する米国との付き合い方]MTElectroResearch 田口眞男氏
米国が進める製造業の復興の動きに、サプライチェーン上にいる日本企業がどのように対処していくべきか、そして世界の産業構造がどのように変わりつつあるのかを議論している今回のテクノ大喜利。3番目の回答者はMTElectroResearch 田口眞男氏である。同氏は、製造業復興に向けて米国に期待したいイノ…
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いまさら感ある米国の製造業復興、半導体領域はいばらの道
[製造業復興に爆進する米国との付き合い方]服部コンサルティング インターナショナル 服部 毅氏
米国が進める製造業の復興の動きに、サプライチェーン上にいる日本企業がどのように対処していくべきか、そして世界の産業構造がどのように変わりつつあるのかを議論している今回のテクノ大喜利。2番目の回答者は服部コンサルティング インターナショナルの服部 毅氏である。同氏は、一度手放した半導体製造の機能を、…
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米中間板挟みの日本装置業界、見方を変えれば競争力強化の絶好機
[製造業復興に爆進する米国との付き合い方]アーサー・ディ・リトル・ジャパン 三ツ谷翔太氏
今回のテクノ大喜利では、米国が進める製造業の復興の動きに、サプライチェーン上にいる日本企業がどのように対処していくべきか、そして世界の産業構造がどのように変わりつつあるのか議論した。最初の回答者はアーサー・ディ・リトル・ジャパンの三ツ谷翔太氏である。同氏は、米国の製造業再興の動きは世界の製造業の枠…
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大学の研究資金調達、ビジネスセンスが問われる時代に
[日本の大学の研究資金を潤沢にするには]テクノ大喜利まとめ
大学の新たな資金調達が進めば、日本の大学の在り方が大きく変わる可能性がある。そこで今回のテクノ大喜利では、日本の大学が模索する研究資金調達の新たな手法の行方と、それによる大学での研究のあり方の変化について議論した。
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IntelからTSMCへ、“戦略物資”の先端半導体で盟主交代のリスク
[もしもIntelがファブレスになったら]テクノ大喜利まとめ
今回のテクノ大喜利では、Intelがファブレス半導体メーカーになることを仮定して、同社が独自プロセス技術による製造をしなくなることによって半導体業界全体に及ぶ影響について議論した。
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上位大学だけに研究資金が偏在して、国際競争力が高まるのか
[日本の大学の研究資金を潤沢にするには]某理工系大学 電子工学科のいち教授氏
日本の大学が模索する研究資金調達の新たな手法の行方と、それによる大学での研究のあり方の変化について議論している今回のテクノ大喜利。3番目の回答者は、某理工系大学 電子工学科のいち教授氏である。同氏は、上位校には研究資金が回るが、すべての理工系大学に行き渡らない資金の偏在を指摘。選択と集中と呼べば聞…
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ビジネスセンスに富んだ民主導で集金するスタンフォード大の凄み
[日本の大学の研究資金を潤沢にするには]立命館アジア太平洋大学 中田行彦氏
日本の大学が模索する研究資金調達の新たな手法の行方と、それによる大学での研究の在り方の変化について議論している今回のテクノ大喜利。2番目の回答者は、立命館アジア太平洋大学の中田行彦氏である。同氏は、スタンフォード大学の研究・開発を支える資金を集める仕組みなどを詳しく調査・分析した成果を基に、同大学…
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寄付したくなる価値ある大学とは何か、もう一度問い直すべき
[日本の大学の研究資金を潤沢にするには]アーサー・ディ・リトル・ジャパン 三ツ谷翔太氏
今回のテクノ大喜利では、日本の大学が模索する研究資金調達の新たな手法の行方と、それによる大学での研究のあり方の変化について議論した。最初の回答者は、アーサー・ディ・リトル・ジャパンの三ツ谷翔太氏である。同氏は、世界の大学が社会・産業を支える公共財としての大学のあり方を模索していることを指摘し、大学の…
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Intelの脱製造で価値が極大化するTSMC、米中両国の争奪戦の的に
[もしもIntelがファブレスになったら]MTElectroResearch 田口眞男氏
最近、技術開発と事業の両面で精彩を欠くかつての半導体の盟主Intelの脱製造の影響を議論しているテクノ大喜利。5番目の回答者は、MTElectroResearchの田口眞男氏である。同氏は、最近のIntelをかつて凋落していった日本の半導体メーカーの姿と重ねている。そして、その一方で図らずも価値を高…
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Intelは依然として高い競争力を維持、単純なファブレス化は不要
[もしもIntelがファブレスになったら]東海東京調査センター 石野雅彦氏
最近、技術開発と事業の両面で精彩を欠くかつての半導体の盟主Intelが、仮にファブレス半導体メーカーになったら、半導体業界にどのような影響が及ぶのか議論している今回のテクノ大喜利。4番目の回答者は、東海東京調査センターの石野雅彦氏である。同氏は、ファウンドリーの視点から見れば、いかに大口顧客になる可…
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絶対王者だったIntelの衰退は不可避、一気呵成に攻める競合
[もしもIntelがファブレスになったら]服部コンサルティング インターナショナル 服部 毅氏
電子産業とIT産業の成長は、半導体業界の進化によって支えられてきた。そして、その進化をリードし続けてきた企業が米Intel(インテル)である。半導体業界は、川上の製造装置や材料、川下の応用機器を開発するセットメーカーやその開発を支援するデザインハウスなど多彩な企業によるエコシステムを持つ業界である…
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x86で他社を縛ったIntel、自社の成功体験に縛られて窒息
[もしもIntelがファブレスになったら]元 某ハイテクメーカー 半導体産業OB氏
最近、技術開発と事業の両面で精彩を欠くかつての半導体の盟主、米Intel(インテル)が、仮にファブレス半導体メーカーになったら、半導体業界にどのような影響が及ぶのか議論している今回のテクノ大喜利。2番目の回答者は、元 某ハイテクメーカーの半導体産業OB氏である。同氏は、かつての同社の強みが現在はど…
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半導体製造の国内回帰を狙う米国、老兵Intelは見限られたか
[もしもIntelがファブレスになったら]Grossberg 大山 聡氏
今回のテクノ大喜利では、Intelがファブレス半導体メーカーになることを仮定して、同社が独自プロセス技術による製造をしなくなることによって半導体業界全体に及ぶ影響について議論した。1番目の回答者は、Grossbergの大山 聡氏である。同氏は、企業としてのIntelの現状を鑑みて、米中覇権争いで戦…
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NVIDIAへのArm売却、これほど当事者外が当惑するM&Aは珍しい
[Arm、NVIDIAへの売却の衝撃]テクノ大喜利まとめ
2020年9月14日、ソフトバンクグループ(SBG)が、傘下の英Armの全株式を米NVIDIA(エヌビディア)に最大400億米ドルで売却すると発表した。ただしArmは、SBGのような半導体ビジネスに直接携わらない中立的企業グループが持っていたからこそ座りが良かった面がある。そこで今回のテクノ大喜利…