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 みずほ証券では、日本とアジアを中心に多くのiPhone/iPadバリューチェーン企業(部品・部材・装置・組立・流通など)の動向を分析し、iPhone/iPadの生産動向の把握や見通しを行っている。今回、新機種発表の直前である9月11日時点の生産数量予想の見直しを行った。

図1●最終製品アセンブリ数量 (みずほ証券推定/予想)、単位は百万台
図1●最終製品アセンブリ数量 (みずほ証券推定/予想)、単位は百万台
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 今回は2018年第3四半期と第4四半期、年間の修正を行ったうえで、2019年第1四半期の予想値を作成した。生産が従来想定より遅れ気味のXR(6.06インチ液晶)の生産数量予想を若干引き下げた。2019年第1四半期はXRが生産の遅れを取り戻すべく高水準の生産を続ける前提である。一方のXS(5.85インチOLED)とXS Max(6.46インチOLED)は年内に実需を上回る生産を行い、実需が想定を上回る可能性は低いとの前提で、大幅な調整を予想した。

図2●最終製品アセンブリ数量(2018年9月11日時点のみずほ証券推定/予想)、単位は百万台
図2●最終製品アセンブリ数量(2018年9月11日時点のみずほ証券推定/予想)、単位は百万台
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 米Apple社は2018年の新機種を9月12日に全機種同時発表した。発売時期はXSとXSMaxが9月中、XRが10月中の前提でみていたが、実際は9月21日と10月26日になり想定線であった。価格(最低)はXSが899米ドル、XS Maxが999米ドルとみていたが実際は999米ドル、1099米ドルで、いずれも100米ドル高く、リスクシナリオとして提示した水準であった。XRは699~749米ドルと想定しており想定上限に収まった。

 旧機種に関しては、8や8 Plusはそれぞれ100米ドルの値下げ(599米ドル/699米ドル)で想定通りだった。以上の結果を踏まえて、今後の生産予想を修正した。