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 第5世代移動通信システム(5G)に対応するスマートフォンの2020年の生産数量予想を引き上げる。従来は2億台と予測していたが、今回、1.4倍の2億8000万台に引き上げる。米アップル(Apple)の2020年の新型スマホ4機種がいずれも5G対応になる(従来予測時は2機種のみを想定)という新たな前提と、中国ファーウェイ(華為技術、Huawei Technologies)の積極的な5G戦略を反映した。

図●5Gスマートフォンの数量見通しのベースシナリオ
図●5Gスマートフォンの数量見通しのベースシナリオ
(出所:みずほ証券エクイティ調査部作成)
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 特にファーウェイは2020年に、旗艦機種の「上海」(P/Mate)や、ミドルハイ機種の「北京」(Nova/Honorなど)を全て5G化する方向だ。これにより2020年の5G対応スマホの目標生産数量を1億6000万~1億7000万台程度としているようだ。これは我々が予想する2020年のファーウェイのスマホ総生産数量2億4000万台の7割程度になる。

 一方で、韓国サムスン電子(Samsung Electronics)や中国シャオミ(小米科技、Xiaomi)、中国オッポ(OPPO)、中国ビボ(vivo)などに関しては、従来の予想を継続する。サムスン電子は現時点で5Gに慎重な姿勢であり、2020年の新機種は5G一辺倒ではなく、4G機種も残ると予想する。5Gの採用が進む中国での市場シェアが低いことなどが背景にありそうだ。ただし他社の動向を踏まえて、計画を引き上げる可能性はあるだろう。

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