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平野:ときには、自分の信念を疑うことも必要だ。あとはどんなことに気をつけたらいいかな。

直井:一般論で考えることも大事です。相手がどんな人か分からないことって多いと思うんです。対面だったら表情から読み取れることもありますが、メールだとそうしたヒントが少ないです。だから、一般論をベースに考え、その後で相手がどんな人かを読み解くのがオススメです。

平野:なるほど。それならパターン化しやすいし、考え込まなくても済むだろうね。

直井:そのときに鍵となるのが、ビジネスメール実態調査2018(一般社団法人日本ビジネスメール協会発表)の不快感の項⽬です。「一般的に、○○で不快に感じる人が多い」というのが分かっていたら、その点に気をつければいいんです。ビジネスメール実態調査2018の「不快に感じた内容」で上位に入っていた10項目はおさえておきたいですね。

平野:不快感を理解して、一般論から攻めるということだね。

直井:不快感が生まれたら気持ちよく仕事ができません。返事を後回しにしたり、わざと言葉足らずのメールを送ったり、攻撃的なメールを送ったり。そうやってストレスを解消する人もいそうです。

平野:まさか直井さんも……?

直井:いえ。私は所長にしか送りません。

平野:そうか……(あれは嫌がらせだったのか)。

直井:メールを仕事の潤滑油にするためにも、不快感にもっと注目すべきです。

平野:「不快に感じた内容」の10項目とは何だったかな?

直井:「質問に答えていない」「文章が失礼」「文章が曖昧」「文章が攻撃的」「必要な情報が足りない」「文章が冷たい」「文章が長い」「無駄な情報が多い」「メールが読みづらい」「件名が分かりにくい」です。

平野:この10項目って、人によって判断のぶれるものもあるよね。