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Q.うちの職場は昼休みでも電話が鳴ります。しかし自分以外の人は誰も電話を取りません。席にいても知らんぷり。部門長が注意しても、「電話を取るのは若手の役目だ」と先輩社員は言います。若手は自分しかいません。とても腹が立つこの会社は問題にならないのでしょうか。

 就業時間中にもかかわらず、電話を取らない社員が確かにいます。ましてや昼休みとなれば、こうした社員は全く電話を取らないでしょう。職場に若手の社員がいると、上司や先輩はなおさら電話を取らないかもしれません。昼休みに電話を取る義務はありませんが、顧客からの電話を放っておくのはよくありません。

 昼休みでも部員全員が電話を取る雰囲気の職場なら、質問者のような損得の感情は生まれないでしょう。質問のケースはそうでない雰囲気の職場で起こるトラブルです。昼休みに限らず、日ごろから電話に出る社員は決まっている一方、何回鳴っても知らないふりをして電話に出ない社員がいる状況です。

昼休みの電話は管理職に取らせる

 若手だから、あるいは女性だからといった理由で昼休みに電話を取る義務はありません。もしそんな職場だとしたら、それは管理職の問題です。

 昼休みは休憩時間であり、労働時間ではありません。このような不満でトラブルになった職場には、管理職自身が電話を取るよう筆者はアドバイスしています。管理職には法令上の休憩が適用されないので、労働時間の問題は発生しないからです。管理職であれば裁量で休憩を調整すればよいのです。

 そもそも管理職が電話を取る職場では、周りの社員も自然に電話に出るようになり、質問者の職場のようなトラブルはまず起きないでしょう。

 逆に昼休みに「電話に出ろ!」と怒鳴る上司のパワハラ相談も過去数例ありました。昼休みは当然休憩時間です。電話に出ろと言う上司の態度の下では、休憩時間どころではなく労働時間となります。