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 NTTドコモは2020年1月23日から2日間、同社の開発するサービスやソリューションを展示するイベント「DOCOMO Open House 2020」を開催した。AR(拡張現実)やVR(仮想現実)など、5G(第5世代移動通信方式)で利用が広がるであろう技術だけでなく、その先を見越した驚きの取り組みも見られた。

5GやVRに関する取り組みをアピール

 展示の中心となっていた要素の1つは、やはり5Gである。同社は2020年春に5Gのサービスを始める予定であることから、5Gに関する技術やソリューションの展示が多くを占めていた。それに加えてNTTドコモは今回のイベント開催に併せて、5Gの次となる通信規格「6G」の技術コンセプトとホワイトペーパーを公開。5Gの先を見据えた通信技術の取り組みも垣間見えた。

NTTドコモが2020年1月23~24日に開いた「DOCOMO Open House 2020」。5Gを中心とした多くの最新技術展示が目立った(筆者撮影)
NTTドコモが2020年1月23~24日に開いた「DOCOMO Open House 2020」。5Gを中心とした多くの最新技術展示が目立った(筆者撮影)
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 5Gに関連して多く見られたのがARやVRを活用した取り組みである。高速大容量通信が求められるVRやARは、5G時代にマッチした技術として以前から注目されている。そのため、今回のイベントでもそれらを活用したコンテンツやサービスの開発に向けた取り組みが多かった。

 中でも力が入っていたのが同社の提供している「新体感ライブ」に関する取り組みである。新体感ライブは2019年1月に提供を始めたサービスで、音楽ライブなどを複数の視点から同時に視聴できたり、ARのフィギュアによるライブ体験が楽しめたりする。この新体感ライブについて5Gを見据え、「新体感ライブ CONNECT」としてリニューアルすると発表した。

 リニューアルによって、新たに8K画質の360度カメラで撮影したVRライブ映像「8KVRライブ」を配信する。この体験イベントを2020年3月18日に実施、アイドルグループ「SixTONES」と「Snow Man」によるスペシャルライブを、5Gを使って別のライブビューイング会場に配信する予定だ。

NTTドコモは5G時代を見据えて「新体感ライブ」を「新体感ライブ CONNECT」にリニューアルする。新たに8KカメラによるVR映像を配信する「8KVRライブ」を提供すると発表した(筆者撮影)
NTTドコモは5G時代を見据えて「新体感ライブ」を「新体感ライブ CONNECT」にリニューアルする。新たに8KカメラによるVR映像を配信する「8KVRライブ」を提供すると発表した(筆者撮影)
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