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 中国の通信機器大手、華為技術(ファーウェイ、Huawei)は2020年2月24日、折り畳みスマートフォンの後継機「HUAWEI Mate Xs」をはじめ、多くの新製品を発表した。そんな中、同社がアピールしたのが独自のアプリやサービスをまとめた「Huawei Mobile Services(HMS)」だ。アプリストアの「AppGallery」を中心としたHMSを、中国以外で普及・拡大させるために同社は何に取り組むのか。発表会の様子から分析する。

オンラインイベントで多数の新製品を発表

 新型コロナウイルスの影響によって、スペインのバルセロナで開催予定だった携帯電話業界最大のイベント「MWC Barcelona 2020」が中止になった。そのため同イベントに出展予定だった企業の何社かは、その代わりとしてオンラインのイベントを開いた。

 そうした企業の1社がファーウェイだ。同社はMWC Barcelona 2020の開催に合わせて新製品の発表会を開く予定だったが、MWCの中止を受けてオンラインイベントに変更。そこで新製品をお披露目した。

 発表された新製品のラインアップは多岐にわたる。2019年に発表して話題となった折り畳み型スマートフォン「HUAWEI Mate X」の後継機「HUAWEI Mate Xs」の他、5G(第5世代移動通信システム)に対応したタブレット「HUAWEI MatePad Pro 5G」や、ノートパソコン「HUAWEI MateBook X Pro」シリーズの新モデル、「Wi-Fi 6+」という独自規格を採用した無線LANルーターの新製品「HUAWEI Wi-Fi AX3」などだ。

(出所:ファーウェイ)
(出所:ファーウェイ)
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2020年2月24日に開催されたファーウェイのオンラインイベントで、折り畳み型スマートフォンの新モデル「HUAWEI Mate Xs」をはじめ、タブレットやPCなどの新製品が発表された
2020年2月24日に開催されたファーウェイのオンラインイベントで、折り畳み型スマートフォンの新モデル「HUAWEI Mate Xs」をはじめ、タブレットやPCなどの新製品が発表された
(出所:ファーウェイ)
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 なぜ同社はこれだけ幅広いラインアップを打ち出したのか。そこには同社が推し進める「1+8+N」戦略が影響しているといえそうだ。