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 米Google(グーグル)は米国時間の7月15日、「Gmail」の大幅なアップデートを発表した。チャットやビデオ会議などの機能を合わせた統合ビジネス環境へと進化させることを打ち出している。新型コロナウイルスの影響で変化するビジネス環境に対応したアップデートとなるようだが、はたしてスマートフォンで利用する際に制約はあるのだろうか。

米Google(グーグル)は米国時間の2020年7月15日にGmailの大幅刷新を発表した。メールだけでなくチャットやビデオ会議なども統合した総合ビジネスコミュニケーションツールへと進化を遂げるようだ
米Google(グーグル)は米国時間の2020年7月15日にGmailの大幅刷新を発表した。メールだけでなくチャットやビデオ会議なども統合した総合ビジネスコミュニケーションツールへと進化を遂げるようだ
(出所:Google)
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Gmailを統合ビジネスコミュニケーション環境に

 コロナ禍で注目されるようになったサービスの1つにビデオ会議が挙げられる。テレワークに取り組む企業が増え、ビデオ会議の需要が急増。米Zoom Video Communications(ズーム・ビデオ・コミュニケーションズ)の「Zoom」などを使い始めたという人も多いだろう。

 ビデオ会議サービスの1つとして、Googleも2020年4月から「Google Meet」を一般向けに無料提供している。Google Meetはもともと法人向けの「G Suite」に提供されていた「Hangouts Meet」の名称を変えて一般向けにも提供するもの。コロナ禍の業務継続支援のため、2020年9月30日まで全ての機能を無料で使えるようにしたことでも話題となった。

 さらにGoogleはコロナ禍で働き方が大きく変わりつつあることを受け、Google Meetに続くビジネスコミュニケーションの新たな取り組みを打ち出した。それがGmailの大幅刷新である。

 Gmailはこれまでにも何度か大幅なアップデートをしているが、多くはメールをいかに使いやすくするかに重点が置かれていた。だが今回発表された計画では、G Suite版のGmailをメールサービスとしてだけでなく、ビジネスのための統合コミュニケーションツールへと位置付けそのものを大きく変える方針のようだ。

 新しいGmailは、Google Meetやチャットツールの「Google Chat」などを統合し、Gmail上であらゆるビジネスコミュニケーションをこなせるようにするという。これによってメール、チャット、ビデオ会議をシームレスに切り替えて利用できるようになり、例えばチャット中にビデオ会議に切り替えて打ち合わせをし、その内容をまとめてメールで共有するなど、シーンに応じてそれぞれのツールを使い分けながら、円滑なビジネスコミュニケーションを実現する環境を実現するという。