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 2020年8月21日に本格オープンした東京・池袋のエンターテインメント施設「Mixalive TOKYO(ミクサライブ東京)」。講談社が主体となって運営するこの施設はソフトバンクが技術パートナーとして協力し、全フロアに5Gのネットワークを張り巡らす。8月21日に開かれた同施設の発表会では、ソフトバンクのコンテンツサービス「5G LAB」へのイベント配信なども発表された。リアルでのライブイベントを楽しむ施設が、5Gを活用した配信に取り組むのはなぜだろうか。

ソフトバンクの協力で5Gによるライブ配信に注力

 Mixalive TOKYOは音楽などのライブ施設や劇場を持つ大規模エンターテインメント施設である。ネルケプランニングやテレビ東京なども運営に協力する。講談社らが持つコンテンツをライブエンターテインメントとして活用。コンテンツの横展開を進める施策の1つとするようだ。

東京・池袋に本格オープンした「Mixalive TOKYO」。さまざまなライブエンターテインメントが楽しめる複合施設だ
東京・池袋に本格オープンした「Mixalive TOKYO」。さまざまなライブエンターテインメントが楽しめる複合施設だ
(出所:ソフトバンク)

 本来Mixalive TOKYOは2020年3月19日の全面オープンを予定していた。だが新型コロナウイルスの感染拡大によって延期となった。6月以降、一部のショップや施設などを徐々にオープンさせていき、8月21日に本格的にオープン。同日お披露目の発表会を開いた。

 そのMixalive TOKYOに技術パートナーとして参加しているのがソフトバンクだ。ソフトバンクはMixalive TOKYOの全フロアに5Gのネットワークを構築し、映像配信設備の強化やVR(仮想現実)カメラなどを設置。会場でのライブイベントをさまざまな形で配信できる体制を整えるとしている。

 配信基盤の1つとなるのがソフトバンクが展開している5G向けのコンテンツ配信サービス「5G LAB」だ。同社は5G LABを通じ、Mixalive TOKYOで展開されるさまざまなライブイベントを配信すると明らかにしている。

 だがMixalive TOKYOは会場に訪れることが重要な、ライブイベントを重視した施設である。そうした施設で5Gを積極活用し、ライブ配信に力を入れようとしているのだ。

2020年8月21日に開かれたMixalive TOKYO 本格始動 発表会の様子。声優の浪川大輔さんが会場で朗読を披露した。多種多様なライブエンターテインメントが楽しめるのが特徴となる。写真は同発表会より
2020年8月21日に開かれたMixalive TOKYO 本格始動 発表会の様子。声優の浪川大輔さんが会場で朗読を披露した。多種多様なライブエンターテインメントが楽しめるのが特徴となる。写真は同発表会より
(筆者撮影)
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