
佐野正弘が斬る!ニュースなアプリの裏側
目次
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楽天市場の送料無料に公取委が「待った」、改めて浮き彫りになった構造的問題とは
楽天が2020年3月18日に始める予定だった送料無料。楽天市場の同じ店舗で3980円以上購入すると一部の例外を除き一律で送料を無料にするとしていた。だが、一部の出店者から強い反発を受け、公正取引委員会が緊急停止命令を申し立てるなど大きな逆風を受けた。
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独自プラットフォームにかじ切ったファーウェイ、中国以外で勝算はあるのか
中国の通信機器大手、華為技術(ファーウェイ、Huawei)は2020年2月24日、折り畳みスマートフォンの後継機「HUAWEI Mate Xs」をはじめ、多くの新製品を発表した。そんな中、同社がアピールしたのが独自のアプリやサービスをまとめた「Huawei Mobile Services(HMS)…
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メルカリがフリマで新展開、初の「リアル店舗」を設ける本当の狙い
フリマアプリ大手のメルカリは2020年2月20日に事業戦略発表会「Mercari Conference 2020」を開催した。撮影や梱包などができる店舗「メルカリステーション」や、商品を簡単に投函(とうかん)できる無人の「メルカリポスト」など、リアルの場でメルカリに商品を出品しやすい環境に力を入れ…
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スマホの「自画撮り被害」から子供をどう守る?安心・安全の鍵はアプリ活用に
子供世代のスマートフォン利用拡大に伴い、スマートフォンを安心・安全に使うための取り組みが求められるようになった。アプリやサービス、ユーザーの利用形態の変化などから、安心・安全の実現に求められる要素は変化し続けている。
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タクシー配車アプリに再編の波、JapanTaxiとDeNA「MOV」が統合に走る理由
2020年2月4日、日本交通ホールディングス(HD)とディー・エヌ・エー(DeNA)はタクシー配車アプリ事業の統合を発表した。日本交通HDは傘下にタクシー配車アプリ「JapanTaxi」を手掛けるJapanTaxiを持ち、DeNAは同「MOV」を展開している。スマートフォン決済に続いてタクシー配車…
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1年遅れのau「大盤振る舞い」に商機はあるか、スマホ決済競争の行方を探る
新規参入や「100億円」高額還元キャンペーン、「セブンペイ」のセキュリティー問題、そしてヤフーを有するZホールディングスとLINEの経営統合発表など、2019年はスマホ決済に関係する大きな動きが相次いだ。2020年に入ってからも新たな施策の発表などが続いている。スマホ決済事業者の競争はどうなるのか…
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AR・VRの先にある「人体拡張」、ドコモがイベントで見せた驚きの技術
NTTドコモは2020年1月23日から2日間、同社の開発するサービスやソリューションを展示するイベント「DOCOMO Open House 2020」を開催した。AR(拡張現実)やVR(仮想現実)など、5G(第5世代移動通信方式)で利用が広がるであろう技術だけでなく、その先を見越した驚きの取り組み…
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ソフトバンクが「AKB48」ライブ配信、停滞するVRの突破口となるか
ソフトバンクは2020年1月16日、アイドルグループ「AKB48」などを手掛けるAKSと、AKB48グループの劇場公演ライブを配信するサービスを開始すると発表した。配信には仮想現実(VR)プラットフォーム「LiVR(ライブイアール)」を利用する。長い間注目されながらも本格展開に結び付かないVRの動…
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グーグル・アマゾン・MS、プラットフォーマーがウエアラブルに注力する理由
米グーグル(Google)が米フィットビット(Fitbit)を買収し、米アマゾン・ドット・コム(Amazon.com)や米マイクロソフト(Microsoft)がワイヤレスイヤホンを発表するなど、2019年はウエアラブルデバイスが盛り上がりを見せた年でもあった。一度は関心が落ちていたウエアラブルデバ…
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ヤフー・LINE統合で「逆風」が吹く楽天とメルカリ、対抗策はあるのか
ヤフーを傘下に持つZホールディングスとLINE社が2019年11月に経営統合を発表したことで、2020年から国内インターネットサービスの勢力図は大きく変わることとなる。その影響を大きく受けるのはいわゆるGAFAではなく、国内のインターネット大手である楽天やメルカリと考えられるが、両社を取り巻く環境…
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5Gはモバイルサービスをどう変えるのか、2020年を大胆予測
2020年はいよいよ日本で5G(第5世代移動通信システム)のサービスが始まる。4Gよりはるかに性能が高い5Gの登場によって、2020年はスマートフォン、そしてモバイルのコンテンツやサービスにどのような変化が訪れるのかを考えてみたい。
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ドコモ「スーパーアプリ」の野望、スマホ決済の主導権巡りソフトバンクと火花
NTTドコモは2019年12月5日、モバイルオーダープラットフォーム「O:der(オーダー)」を展開しているベンチャー企業のShowcase Gig(ショーケース・ギグ)との提携を発表した。その狙いはスマートフォンアプリ「d払い」の「ミニアプリ」を拡充させることにあるようだ。これは今後のスマートフ…
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モバイルに舵を切るアドビ、スマホユーザーの支持を得られるか
米アドビ(Adobe)の日本法人であるアドビ システムズは、2019年12月3日にカンファレンスイベント「Adobe MAX Japan 2019」を開催した。そこで紹介されたのはiPad向けやiPhone向けのアプリやサービスが中心だった。モバイルに力を注ぎ始めた同社だが、同社が強みとするプロユ…
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ドコモがAmazonプライムを1年無料に、「OTT」との連携強化の先に何がある?
NTTドコモは新料金プラン「ギガホ」の契約者に向け、米アマゾン・ドット・コム(Amazon.com)の会員制プログラム「Amazonプライム」を1年間無料で利用できる「ドコモのプランについてくるAmazonプライム」を2019年12月1日より提供開始した。料金プランと人気のコンテンツサービスをセッ…
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グーグルやKDDIが注力、画像測位技術「VPS」はARの可能性を広げるか
画像から位置を測定するVPS(Visual Positioning Service)は、GPS(Global Positioning System)を補完してより正確な位置を取得する技術だ。米グーグル(Google)がナビゲーションに活用するなど、積極的に取り組みが進められている。AR(拡張現実)…
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Yahoo! JAPANとLINEが統合、「GAFA危機」を克服できるか
2019年11月18日、「Yahoo! JAPAN」のヤフーを有するZホールディングスと、「LINE」を展開するLINE社が経営統合するとの発表が大きな驚きをもたらしている。国内の大手インターネット企業同士が経営統合する背景には、米中の巨大インターネット企業に対する強い危機感があるようだが、統合で…
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英会話演習にドラえもんコラボ、翻訳機「ポケトーク S」が狙う新たな需要
ソースネクストは2019年11月7日、自動翻訳機「POCKETALK」シリーズの最新機種「POCKETALK S(ポケトーク S)」を発表した。自動翻訳機の市場開拓者でもあり、90%を超える圧倒的なシェアを誇るPOCKETALKシリーズだが、一方で用途が決まっている性格上、販売拡大のためには市場自…
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グーグルがフィットビット買収、「Apple Watch」対抗の先にある狙いとは
米グーグル(Google)は米国時間の2019年11月1日、ウエアラブルデバイス大手の米フィットビット(Fitbit)を買収すると発表した。ハードウエアへの注力を加速するグーグルの動きから、いわゆる「プラットフォーマー」の競争軸が大きく変わりつつある様子を見て取ることができる。
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米制裁ふまえ独自路線を強化するファーウェイ、懸念されるアプリの「分断」
米国から制裁を受け、スマートフォン新機種にグーグル製のアプリを搭載できない状況が続いている中国ファーウェイ・テクノロジーズ(Huawei Technologies、華為技術)。同社はそうした現状に対応するべく、独自のアプリストア「HUAWEI AppGallery」を強化したり、Androidの代…
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ゲーム以外に広がらないAR、用途拡大の鍵がスマートグラスにある理由
位置情報ゲームの人気で大いに注目を浴びたAR(拡張現実)だが、本格展開にはハードウエアを中心に少なからず課題があった。だがここ最近の動きを見ていると、そうしたハード面での環境改善が進むことで、ゲーム以外へのAR活用に向けた道筋も広がりつつあるように見える。
日経クロステック Special
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