
佐野正弘が斬る!ニュースなアプリの裏側
目次
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スマートフォンから製造業へ、5Gを見据え変貌するドコモのベンチャー投資
NTTドコモ・ベンチャーズが2021年3月9日に開催したイベント「NTT DOCOMO VENTURES DAY 2021」は、従来とは明らかに異なる傾向が見られた。製造業など法人向けのソリューションが主体のベンチャー企業が出展していたのだ。携帯電話のネットワークの進化に伴って、NTTドコモが投資…
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モバイル投資で疲弊しポイント還元改悪、「楽天経済圏」は顧客流出を防げるか
楽天が独自に築いたエコシステム「楽天経済圏」の主軸となる「楽天ポイント」の還元プログラムに関して、ここ最近「改悪」が相次いでいるとの声が上がっている。そこには携帯電話事業「楽天モバイル」への大幅な投資が影響していると考えられる。
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QRコード決済以外の統合がほとんど進まず、新生Zホールディングスの行方
ヤフーを有するZホールディングスとメッセンジャーアプリ大手のLINE社は、経営統合が完了した2021年3月1日に会見を開き、経営統合後の戦略について説明した。ところが両社のサービスは一部を除いてほぼ統合されず、併存していく方針のようだ。そのことから、抱える課題も少なからずあるように感じる。
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異色のスマホ向けSNS「Clubhouse」、ビジネス面の優位性を生かせるか
米Alpha Exploration(アルファエクスプロレーション)が提供する音声ソーシャルメディア「Clubhouse(クラブハウス)」が、短期間のうちに国内で急速に人気を高めている。スマートフォン向けのコミュニケーションアプリという視点で見ると、その盛り上がり方は従来のサービスと明らかに異なる…
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スマホ時代の事業育成に苦しむ、DeNA守安体制の10年間を振り返る
ディー・エヌ・エー(DeNA)は2021年2月9日、守安功氏が4月1日付で代表取締役社長兼CEOを退任し、新たに取締役兼執行役員COOの岡村信悟氏が就任すると発表した。スマートフォン時代の新事業育成に苦しんだ10年間の守安氏の体制を振り返りながら、同社の現状を追ってみよう。
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ドコモ「dデリバリー」が突然終了、消費者にしわ寄せする携帯大手のサービス争奪戦
菅政権による料金引き下げ要請の影響により、今後の業績悪化が見込まれる携帯電話4社。その4社でコンシューマー向けサービスを巡る争いが激しくなり、消費者がその影響を受けるケースが増えつつある。
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フリマアプリの基本原則を示したメルカリ、「転売ヤー」を締め出せるのか
メルカリは2021年1月27日、かねて有識者会議で議論を進めていたマーケットプレースの基本原則を公開した。批判を集めている転売防止に向け、価格が高騰した商品に対し利用者の冷静な判断を促すアラート機能の導入も打ち出された。だが社会問題化している「転売ヤー」の抜本的な対策には踏み込めておらず、悩ましい…
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ドコモがeスポーツリーグを運営、スマホだけでなくパソコン向けにも注力する理由
NTTドコモは2021年1月23日、eスポーツリーグの新ブランド「X-MOMENT」を設立すると発表した。近年人気が高まっているeスポーツ事業に力を入れる姿勢を示した同社だが、リーグの中にはスマートフォン向けタイトルだけではなく、パソコン向けタイトルも含まれている。一体なぜだろうか。
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「キラー」不在の5G、CES 2021で見えた普及への突破口
オンライン開催となった世界最大級のテクノロジー見本市イベント「CES 2021」では5Gの盛り上がりが期待された。残念ながら具体的な活用事例をあまり見ることはできなかった。ただ5Gの普及を促す可能性のあるデバイスやソリューションは着実に増えている。
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コロナ禍で躍進したビデオ会議、ArmベースCPUでスマホとPCの垣根がなくなるか
2020年は新型コロナウイルスの感染拡大によるリモートワークのニーズ急増により、「Zoom」などのビデオ会議サービスの利用が急増したが、スマートフォン向けサービスに制約があることもあり、利用の主流を占めるのはパソコンだ。スマートフォンの性能や技術がパソコンに一層近づく2021年は、スマートフォンな…
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フォートナイト騒動やクラウドゲーム、2021年に問われるアプリストアの在り方
これまでスマートフォンアプリにおいて絶対的な存在だった、米Apple(アップル)や米Google(グーグル)のアプリストア。だが2020年に起こった「フォートナイト」に関する騒動や、クラウドゲームへの対応を巡る一幕などで難しい対応を迫られ、その絶対的な立場が徐々に失われつつあるように見える。
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2020年も順調な伸びを見せたTikTok、不安材料はやはり米中摩擦
ショートムービーの投稿サービス「TikTok」は2020年も高い人気を獲得、広告を主体としたビジネスに広がりが出てきているほか、ライブストリーミングの「TikTok LIVE」が国内でも開始されるなどの大きな動きも出てきている。ただ一方で米中摩擦の影響による不透明な状況は現在も続いており、2021…
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拡大続く通信とコンテンツのセットプラン、政府の携帯料金引き下げが流れを変えるか
OTT(Over The Top)のサービスと通信サービスの料金をセットで提供する「セットプラン」が、携帯電話だけでなく固定通信にも広がる動きを見せつつある。ただ一方で、菅政権による料金引き下げの影響を受け通信料のシンプル化を求める動きが、その普及を妨げる可能性も出てきている。
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競争軸は決済から金融へ、スマートフォン決済で何が起こっているのか
2019年に各社の大規模なキャンペーン合戦で大きな盛り上がりを見せたスマートフォン決済。だが2019年後半から2020年にかけ、体力的に疲弊した事業者が他の事業者に統合されたり、提携して同一のグループを形成したりするなどして急速に競争が収束。新型コロナウイルスの影響で店舗での決済利用自体が減少した…
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日本にオーディオコンテンツは定着するか、アマゾン傘下「Audible」の挑戦
米Amazon.com(アマゾン・ドット・コム)傘下でオーディオブックの配信サービス「Audible」を運営する米Audible(オーディブル)は2020年11月19日、日本でのAudibleに関する新戦略について発表した。ポッドキャストがはやらなかった日本でどこまでオーディオコンテンツを楽しむ文…
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高額だったスマートグラスを一般向けに販売開始、KDDIの真の狙いとは
KDDIは2020年11月10日、中国Nreal(エンリアル)と共同で開発したスマートグラス「NrealLight」の販売開始を発表した。AR(拡張現実)のコンテンツなどが楽しめる。国内で大手企業が消費者向けにスマートグラスを販売するのはあまり前例がないが、なぜこのタイミングでスマートグラスの販売…
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メルカリ商品をポストに投函、「ゆうパケットポスト」に見るフリマアプリと物流の関係
メルカリ社と日本郵便は2020年11月4日、フリマアプリ「メルカリ」の商品を郵便ポストから発送できる「ゆうパケットポスト」を開始した。ポストに投函するだけで発送できる手軽さで利便性を高め、メルカリの利用促進を図ることが狙いのようだ。
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eスポーツや中国系ゲームメーカーの台頭、2020年のスマホゲーム市場を総括する
新型コロナウイルスの影響や「フォートナイト」に関する騒動など大きな動きが相次いだスマートフォンゲーム市場。国内外のメーカーから急成長タイトルが登場し、プレーヤーに変化が出てきたことも市場環境を変える大きな要因となっている。2020年のスマートフォンゲーム事情を振り返ってみたい。
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5G遠隔手術の現実解を目指す「モバイルSCOT」、地方医療の救世主になれるか
NTTドコモは2020年10月23日、東京女子医科大学と商用の5G環境を活用した移動型の遠隔手術システム「モバイルSCOT」の実証実験を報道陣に披露した。実証実験の内容からその有効性と将来性について確認してみよう
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アップルがHomePod miniで方針転換、市場を席巻するライバルに追い付けるか
米国時間の2020年10月13日に新しいiPhone「iPhone 12」シリーズを発表した米Apple(アップル)だが、それと同時にスマートスピーカーの新製品「HomePod mini」の投入も発表している。これまでスマートスピーカーにあまり力を入れていなかったアップルが、HomePod min…
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