
佐野正弘が斬る!ニュースなアプリの裏側
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「TikTok」は若者向けのイメージから脱却できるか?
2018年に10〜20代の若年層から高い人気を獲得した中国発のショートムービー共有アプリ「TikTok(ティックトック)」。だがここ最近の動向を見ると、音楽に合わせたダンスや口パク動画という従来のTikTokのイメージから離れた内容をアピールする機会が増えており、若者向けというイメージを大きく変え…
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携帯大手が「IoT」武器に法人ビジネス強化を急ぐ理由
携帯電話大手の法人ビジネスを強化する動きが拡大している。その切り札となっているのが「IoT」だ。5G時代を見据えIoTによるビジネス拡大を推し進める携帯電話事業者だが、コンシューマー向けとは異なる新たなハードルをどう乗り越えて成長に結び付けようとしているのだろうか。
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「ハリーポッター:魔法同盟」配信開始、ポケモンGO並みブームは起こる?
ワーナー ブラザース ジャパンと米ナイアンティック(Niantic)は2019年7月2日、ハリー・ポッターシリーズの世界観を取り入れた新しい位置情報ゲーム「ハリーポッター:魔法同盟」の日本での配信を開始した。好調にダウンロード数を伸ばし注目を浴びている同ゲームだが、同じナイアンティックが配信してい…
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QR決済の次はスコアリング、新サービス「LINE Score」の可能性と課題
LINE社の事業戦略発表会「LINE CONFERENCE 2019」では、長時間を割いて多岐にわたるサービスを発表。その中でも最も注目を集めたのはスコアリングサービスの「LINE Score」だ。だが、スコアリングに力を入れているのはLINE社だけではない。なぜIT大手が次々とスコアリングサービ…
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グーグルがついに撤退表明、タブレットに未来はあるのか
米グーグル(Google)は2018年発売の「Pixel Slate」を最後に、タブレット端末の開発を終了する。タブレットは著しい低価格化によって開発するメーカーが減っており、米アップル(Apple)も「iPad Pro」でビジネス路線への転換を図るなど、生き残りに向けた模索が続いている。タブレッ…
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過熱が続く2019年上半期のスマートフォン決済を振り返る
QRコード決済を主体としたスマートフォン決済は、2019年上半期も大きな動きが相次いで起きており、競争は過熱の一途をたどっている状況だ。この半年間におけるスマートフォン決済の動向を振り返るとともに、競争の過熱が何をもたらしているのかを追った。
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「Google Nest Hub」に見るスマートディスプレーの魅力と課題
2018年後半から2019年にかけて、音声アシスタントを搭載し、スマートスピーカーのように話しかけて操作する「スマートディスプレー」が各社から次々と登場している。スマートスピーカーが盛り上がりに欠ける状況の中、新たなホームデバイスとして広まる可能性はあるのだろうか。2019年6月5日に発表された米…
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5Gスマホをハブに、ドコモの「マイネットワーク構想」が越えるべきハードル
NTTドコモが5G(第5世代移動通信システム)の商用サービス開始に向け、新たな取り組みとして打ち出した「マイネットワーク構想」。5G対応スマートフォンをハブに様々な周辺機器を活用し、新しいテクノロジーによる体験を提供するのがその狙いだが、ユーザーに受け入れられるには課題も少なからずあるように見える…
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「ピッコマ」に見る、韓国系企業が漫画アプリに強い理由
近年急成長を遂げているスマートフォンの漫画アプリ。その中で大きな存在感を発揮しているのが韓国系の企業だ。なぜ韓国系企業が漫画アプリで強みを発揮しているのか。人気の漫画アプリの1つ、「ピッコマ」を運営するカカオジャパンのイベントから、その理由を探ってみた。
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「データ」に活路求めるドコモら携帯大手3社、死角は無いのか?
携帯電話大手が次の成長エンジンとして力を入れているデータの活用。スマートフォンによる位置情報と、スマートフォン決済による購買データを取得できる携帯電話事業者は、マーケティングデータという観点で見ればベストなポジションにあるといえるが、一方で様々な課題があるのも確かだ。
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理にかなったソフトバンクのヤフー子会社化、でも残る「資金融通」の疑念
ソフトバンクは2019年5月8日、ヤフーを子会社化すると発表した。兄弟会社だったヤフーを子会社化することで、ソフトバンクは非通信分野での事業拡大に向けた連携を強化するとしている。一方で今回の取引が両社の本意によるものなのか、という見方も少なからずある。
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ドコモら携帯3社の「+メッセージ」は機能強化してもLINEに勝てない
NTTドコモ、KDDI、ソフトバンクは3社が提供する「+(プラス)メッセージ」で、企業などによる公式アカウントを作成できる仕組みを発表した。電話番号を用いた安全性を訴える3社だが、一方で3社全てに公式アカウントを開設するには、それぞれの会社と個別に契約する必要があるなど不便さが目立つ。このままでは…
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モバイルインターネットの礎、iモードが変えた常識
NTTドコモは「iモード」の新規申し込みを2019年9月30日をもって終了する。絵文字をはじめ現在のスマートフォンにも続くモバイルインターネットの基礎となったiモードだが、より大きな功績はインターネット利用者の幅を広げたことではないだろうか。
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Apple ArcadeやグーグルのStadia、新ゲーム基盤に見るアプリストアの限界
米グーグル(Google)が「Stadia」、米アップル(Apple)が「Apple Arcade」と、IT大手が新たなゲームプラットフォームを提供する動きが活発になっている。だがアプリを主体としたスマートフォンゲームで全盛を極めている両社が、なぜ別のゲームプラットフォームを構築しようとしているの…
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もてはやされたシェアサイクル、早くも頓挫した理由
スマートフォンで手軽に利用できるラストワンマイルの移動手段として、中国で爆発的な人気となり日本でも注目を集めていたシェアサイクル。だがここ最近、その中国で大手事業者の経営危機が報じられるなど行く末に不安感が漂っている。そこにはテクノロジーだけでは解決できない大きな課題が影響しているようだ。
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アップルがサービスのみの発表会、iPhone頼みは限界か
米アップル(Apple)が2019年3月25日(米国時間)に開いたスペシャルイベントは、ハードウエアの発表が一切なく、サービスのみが発表されるという異例の内容となった。そこから見えてくるアップルの狙いは何だろうか。
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VRでスポーツ観戦、5Gのキラーコンテンツになれるか
日本では2020年の5G(第5世代移動通信システム)商用化を目指していることもあり、5Gと仮想現実(VR)や拡張現実(AR)を活用した、新しいスポーツ観戦体験に関して多くの取り組みが進められている。だが実際にスポーツファンが満足できるものを提供するには、課題も少なからずあるようだ。ソフトバンクが福…
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なぜスマートホームは盛り上がらないのか
スマートスピーカーの登場とともに一時は大きな注目を集めたスマートホーム。引き続き積極的に取り組む企業は多いものの、関心が高まっているとは言い難い。なぜ盛り上がらないのだろうか。
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スマホを持たないシニアが生活弱者になる恐れ、打つ手はあるか
スマートフォンが幅広い層に普及して久しいが、いまだに浸透が進んでいないのがシニア層である。あらゆる手を尽くしてもなお、なかなか普及率が上がらない状況だが、シニアの今後を考えると普及の手を緩めてはいけないというのも、また事実である。シニアへのスマートフォン普及に向けた最近の取り組みを追った。
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スマホが5Gのキラーデバイスになるとは考えにくい
「5G元年」となった2019年に開催された「MWC19 Barcelona」では、5G(第5世代移動通信システム)に対応したスマートフォンが多数発表されるなど、5Gに関する展示が非常に目立っていた。だが一方で、5Gのポテンシャルを真に活用するには、スマートフォンだけにとどまらない取り組みが必要だと…