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 斬新なタッチキーボードで話題になった中国レノボの「Yoga Book」を覚えているだろうか。

 僕は、初代モデルのYoga Bookが登場したとき何度もレビューで試用し、買うかどうか相当悩んだ。だが、CPUが米インテル(Intel)のAtomであることがどうしても気になって思いとどまった。これまでに何度も、Atomを搭載したPCを手に入れては、処理速度の遅さにイライラしてきたからだ。

 ところが2世代目の「Yoga Book C930」は、CPUがインテルのYシリーズへと変わり、性能が格段に向上した。待ったかいがあったというわけだ。レビュー機が到着した時点で興味津々だった。

 早速、詳しくレビューしていこう。Yoga Book C930の外観は前モデルとそっくりだが、サイズや重量は微妙に違う。フルモデルチェンジしているのだ。

新登場のYogaBook C930は、旧モデルと似ているがボディーも一新している
新登場のYogaBook C930は、旧モデルと似ているがボディーも一新している
(撮影:アバンギャルド、以下同じ)
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高性能なWindowsマシンに変身

 前モデルは、WindowsとAndroidの2種類のOSを用意していた。前述の通り処理性能が低かったのだが、Yoga Book C930はCPUが変わって処理性能が向上し、上位モデルは256ギガバイトのSSDを搭載するなどスペックが数段上がった。OSはWindowsだけになっている。さらにLTE内蔵モデルを用意。上下のモデルとLTEの有無で、4機種がラインアップされている。

 2018年11月上旬時点の価格は、直販サイトの割引クーポンを使った場合で、最上位モデルが16万1956円、最廉価モデルは12万2653円(いずれも税込み)で予約を受け付けている。6~7万円台で買えた旧モデルに比べると倍以上の価格帯となっている。気軽に買えた電子文具といった印象の前モデルに対し、コンパクトでほどほどの性能のモバイルノートに生まれ変わったわけだ。

 メモリーは4ギガバイトだが、個人的にここは気になる。今や、一般的なモバイルノートのメモリーは8ギガバイトが標準となっている。僕自身も多くのアプリを立ち上げて利用するので、4ギガバイトではどうも心もとない。

 重量はカタログ値で、775グラムと前モデルよりちょっと重くなった。これは、iPad+標準のキーボードカバーとほぼ同じだ。とはいえ、13インチの携帯ノートでもこの程度の軽さなので、できることなら500グラム台を目指してほしかった。タブレットプラスアルファ程度の薄さなので、かばんへの収まりはとてもよい。

重量はカタログ値で775グラムと軽い
重量はカタログ値で775グラムと軽い
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iPad+キーボードカバーは似たような重量だ
iPad+キーボードカバーは似たような重量だ
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板のように薄いのが特徴の1つ。持ち歩きやすい
板のように薄いのが特徴の1つ。持ち歩きやすい
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