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 2017年頃から、スマホの画面占有率が一気に高くなってきている。多くのスマホが細長い画面になり、ディスプレーの割合が大きくなった。本体サイズが同じでも画面が大きければ、見やすく使い勝手が向上し、迫力のある動画や写真を表示できる。

 画面サイズを大きくして、額縁をぎりぎりまで削ったデザインを採用した結果、画面上のインカメラを搭載している部分にノッチ(切り欠き)を設けたモデルが増えた。この点に関しては、画面上部がデコボコしているのが気に入らないという声も少なからず聞く。

 そこで中国のスマホメーカーであるオッポ(OPPO)は工夫した。普段はカメラを隠しておき、必要な時にだけスライドでポップアップする機構を搭載したモデル「OPPO Find X(以下、Find X)」を投入したのた。11万9730円(アマゾンでの価格、税込み)と高価な最上位モデルである。

話題のFind Xをレビューする
話題のFind Xをレビューする
(撮影:アバンギャルド、以下同じ)
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湾曲ディスプレーでコンパクトに

 Find Xは、6.4インチの大画面ディスプレーを搭載している。その割に、本体の幅は74.2ミリと比較的スリムだ。iPhone XS Maxと比べると、その差が分かりやすい。サイズ(高さ×幅×厚さ)は、Find X(6.4インチ)が高さ156.7×幅74.2×厚さ9.6ミリ、iPhone XS Max(6.5インチ)は高さ157.5×幅77.4×厚さ7.7ミリとなる。

 ディスプレーのサイズが0.1インチ異なるので単純に比較できないが、Find Xは高さと幅のどちらもiPhone XS Maxよりコンパクトになっている。これは、額縁を限界までスリム化したデザインの結果だと言える。Find Xは厚さがかなりあるが、ディスプレーと背面の横が湾曲した形状なので、手にしても厚く感じることはない。意外と持ちやすい大画面モデルというわけだ。

 ただし、この手の湾曲ディスプレーのスマホは、数値ほど画面が広く感じない。左右が湾曲しているので、当然表示もゆがむためだ。

新登場のFind Xは、ディスプレーの上にノッチがない
新登場のFind Xは、ディスプレーの上にノッチがない
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ディスプレーが湾曲しており、横幅がスリムになっている
ディスプレーが湾曲しており、横幅がスリムになっている
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