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 モバイルノートを購入する際の重要な選択基準の1つは、バッテリー駆動時間だ。これはモバイルノート登場以来、ずっと変わらなかった。

 ところがだ、最近ちょっと様相が変わってきた。モバイルノートのUSB Power Delivery(以下PD)への対応が進み、手軽に充電できる環境が整ってきているのだ。特に最近は、モバイルノートの充電に使用可能な、小型のPD対応USB充電器が増えてきている。これが当たり前になっていくにつれて、長時間駆動への依存度が減っていくように思えてならない。そこで今回は、最近登場した2種類のPD対応USB充電器をレビューしつつ、PDのメリットを考えていくことにしよう。

超小型ACアダプターが登場

 ここで紹介するACアダプター2製品は、いずれもUSB PDに対応する。出力が大きい割に非常にコンパクトなのが特徴で、両者共に窒化ガリウムを採用した新しい製品だ。窒化ガリウムをシリコンの代わりの半導体として使うことで、エネルギー効率を高くする一方で発熱を低くできるのが特徴だという。この新しい素材を使った結果、コンパクトなACアダプターが登場したわけだ。

小型のUSB PD対応ACアダプター。左が「Anker PowerPort Atom PD 1」で価格は3499円。右は「RP-PC104」で価格は6000円。価格はいずれもAmazon.co.jpで調べたもので税込み
小型のUSB PD対応ACアダプター。左が「Anker PowerPort Atom PD 1」で価格は3499円。右は「RP-PC104」で価格は6000円。価格はいずれもAmazon.co.jpで調べたもので税込み
(撮影:アバンギャルド、以下同じ)
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 アンカー・ジャパンの「Anker PowerPort Atom PD 1」は最大30ワット、SUNVALLEY JAPANがRAVPowerブランドで出している「RP-PC104」は45ワットの出力があり、それぞれ驚くほど小さい。いずれもUSB PD対応のType-CケーブルでPCと接続し、充電する。

 Anker PowerPort Atom PD 1は、スマホ用USB充電器より一回り大きい程度で54グラム、RP-PC104はクレジットカードに近いサイズで、厚みは15ミリ程度。重さは80グラムとなっている(重量はキッチンスケールによる計測)。

Anker PowerPort Atom PD 1は、小型のスマホ充電器よりちょっと大きい程度
Anker PowerPort Atom PD 1は、小型のスマホ充電器よりちょっと大きい程度
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RAVPowerのRP-PC104はクレジットカードサイズだ
RAVPowerのRP-PC104はクレジットカードサイズだ
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