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 ノートPCで、ここ1~2年の間に大きく変わった部分と言えば額縁だろう。「狭額縁」という言葉が出てくるほど額縁は狭くなり、同じディスプレーサイズでもコンパクトな製品が増えた。その上で重量はさらに少し軽くなっている。

 この影響を最も受けたのは、当然ながらモバイルPCだ。一方、よりサイズが大きいスタンダードタイプのノートPCには、モバイルPCほど大きな変化は見られない。こうした状況の中、NECパーソナルコンピュータが「家庭内モバイル」を用途にしたノートPCを発売した。それが今回取り上げる「LAVIE Home Mobile」だ。

 ただちょっと考えてみてほしい。省スペース、フリースペースが進んでいるオフィスにおける「社内モバイル」なら納得できる。しかしコンシューマーが、家の中で持ち歩くことが多いからこれを選ぼうと思うだろうか。

 そこで今回は、家庭内モバイルとはどのようなPCの使い方を指し、それがユーザーにもたらすメリットは何かという点を交えて、LAVIE Home Mobileをレビューしていく。

NECパーソナルコンピュータの「LAVIE Home Mobile」
NECパーソナルコンピュータの「LAVIE Home Mobile」
(撮影:アバンギャルド、以下同じ)
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サイズは頃合い、しかし重い

 LAVIE Home Mobileは、一般的なモバイルノートPCの13.3インチより少し大きい14インチのディスプレーを採用している。14インチならメインマシンとしても何とか使える大きさだ。15.6インチには及ばないが、文字が小さすぎてつらいとまでは感じないだろう。最近、モバイルノートPCでも14インチモデルが流行し始めている。これも狭額縁の影響で、13.3インチに近いサイズに収まっているわけだ。

 重量は1.5キログラムと非常に微妙だ。日常的に持ち歩くことは可能だが、オフィスや自宅の外で使うならより軽量のモデルを選んだほうがいい。13.3インチなら1キログラム未満のモデルは山ほどあるし、14インチで1キログラム未満のモデルも出てきている。手元にあった14インチのモバイルノートPCである中国レノボ(Lenovo)のThinkPad X1 Carbonと比べると300~400グラムの重量差があった。

 1.5キログラムは、やはり室内で使う場所を変える用途なら許容できるくらいの重さだろう。つまりLAVIE Home Mobileは、13.3インチではメインマシンとして小さく、15.6インチだと重すぎて家の中でアクティブに使えないという人に向いている。

左がThinkPad X1 Carbon。同じ14インチディスプレーながら一回り小さい
左がThinkPad X1 Carbon。同じ14インチディスプレーながら一回り小さい
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キッチンスケールの計測では1.4キログラム台後半だった。ThinkPad X1 Carbonは1.1キログラム台だったのでその差は大きい
キッチンスケールの計測では1.4キログラム台後半だった。ThinkPad X1 Carbonは1.1キログラム台だったのでその差は大きい
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天板は樹脂製。カーボンやマグネシウムを使っていないので軽さはいまひとつだがコストは抑えられている
天板は樹脂製。カーボンやマグネシウムを使っていないので軽さはいまひとつだがコストは抑えられている
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