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 米アップル(Apple)の「MacBook Pro」の上位モデルが一新され、15.4インチから16インチへと画面サイズが少し大きくなった。その「16インチMacBook Pro」は性能もハイエンドで、ターゲットの中心はクリエーターになる。安価なMacBookは大学生が持っている姿もよく目にするが、これだけのスペックは過剰だ。

 これが実に理にかなっていると僕は思うのだ。

 WindowsのA4ノートに目を向けると、ハイエンドモデルはゲーマー向けが中心で、クリエーターをターゲットにした製品はあまり多くない。特に大手メーカーはほとんど出していない状況だ。ただでさえクリエーターに強いMacBookが、さらに性能が向上してお得感も増しているのだから、もはや手がつけられない。クリエーターを中心にMacに関心がある全てのユーザーが注目すべきモデルに仕上がっていると思う。なぜそう思ったのかを、今回は説明したい。

 早速、詳細をチェックしていこう。

狭額縁で16インチを採用した「16インチMacBook Pro」
狭額縁で16インチを採用した「16インチMacBook Pro」
(撮影:アバンギャルド、以下同じ)
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デザインはほとんど変わらない

 外観は前モデルとほとんど変わっていない。特にデザインのコンセプトは、ここ数年のMacBookと同様だと考えていいだろう。極薄のアルミボディーだ。

 まずは前モデルとサイズを比べてみよう。

  • 15.4インチMacBook Pro(2018年モデル)
    34.93×24.07×1.55センチ 1.83キロ
  • 16インチMacBook Pro
    35.79×24.59×1.62センチ 2キロ

 本体サイズは微妙に大きくなっているが、ほぼ誤差の範囲といったところだ。ただし空冷性能を高めるためにファンや内部構造を見直しており、その結果微妙に厚くなっている。つまり、外観はほぼ同じだが全てを一新したフルモデルチェンジなのだ。

 普通のメーカーは、フルモデルチェンジのタイミングでデザインを変えたがる。だがアップルは、フルモデルチェンジをしてもできる限りデザインを継続するケースが多い。旧モデルの外観が古びないという意味で、ここは我々ユーザーにとってうれしいポイントだ。

 本体は非常に剛性が高く、素晴らしい仕上がりになっている。

本体は薄型のアルミボディーを採用する
本体は薄型のアルミボディーを採用する
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右は13インチMacBook Pro。大きさの差がかなりある
右は13インチMacBook Pro。大きさの差がかなりある
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