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 今回は韓国LG電子(LG Electronics)の2画面スマホ、「LG G8X ThinQ」をレビューする。このスマホはかなり変わっている。一般的な形状のスマホなのだが、同梱(どうこん)されている専用のケースを装着することで2画面を使えるようになるのだ。

 2画面を使えるスマホとして、ディスプレーを折り畳める韓国サムスン電子(Samsung Electronics)の「Galaxy Fold」が知られている。Galaxy Foldはとても魅力的だが、とにかく高価で手を出せない。対してLG G8X ThinQは、国内ではソフトバンクが2019年12月に発売しており、一括払いで5万5440円(税込み)と手ごろな価格になっている。店頭で売り切れているケースもあるようだ。

 LG G8X ThinQは折り畳みスマホと言うよりは2画面スマホと呼ぶべき製品だが、果たしてどんな使い勝手なのだろうか。詳しく見ていこう。

単体で使う場合のLG G8X ThinQ。普通のスマホだ
単体で使う場合のLG G8X ThinQ。普通のスマホだ
(撮影:アバンギャルド、以下同じ)
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単体ならごく普通の高性能スマホ

 LG G8X ThinQは6.4インチの大画面モデルで、ディスプレーは有機ELを採用している。CPUは米クアルコム(Qualcomm)のSnapdragon 855。そろそろ世代が古くなるとはいえ、最上位クラスのものを採用している。RAMは6Gバイト。ROMは64Gバイトとやや少なめだが、microSDカードでの増設が可能になっている。

 これらの基本スペックは価格を考えれば納得がいくレベルで、長期間快適に使えるはずだ。バッテリー容量は4000mAhで、現行製品としては標準的と言えるだろう。

 本体サイズはiPhone 11 Pro Maxとほぼ同様の約160×76×8.4ミリだ。手の小さい人はちょっと扱いにくいかもしれない。

iPhone 11 Pro Max(右)とほぼ同様のサイズ
iPhone 11 Pro Max(右)とほぼ同様のサイズ
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