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 Dynabookが2020年3月にA4ノートPC新製品「dynabook C8」を発売した。

 外観が目立つ製品ではないため話題にはなっていないが、「今時のA4ノートPC」に求められるスペックをきっちり押さえている。今回はこのノートPCをじっくりとチェックしていきたい。

DynabookのノートPC「dynabook C8」
DynabookのノートPC「dynabook C8」
(撮影:アバンギャルド、以下同じ)
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狭額縁で軽め、家庭内や社内のモバイルに向く

 PCメーカー各社は最近、狭額縁のA4ノートPCを発売するようになった。dynabook C8も狭額縁だ。ただ、特徴はそれだけではない。

 重量がカタログ値で1.84キロと、A4ノートPCとしては軽い点も評価できる。本体サイズが大きいためモバイルには向かない。だが、社内や家庭内で持ち運んで使うぶんには負担を減らせるのでメリットとなる。

 そもそもA4ノートを手に入れる時点でモバイルを考えない方も多いだろう。だが自宅内や社内でちょっと移動する際にも、この軽さなら気軽だ。ACアダプターも案外コンパクトなので、一緒に持ち運んでも苦にならない。

重量はキッチンスケールによる計測だと1.7キロ台だった
重量はキッチンスケールによる計測だと1.7キロ台だった
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ACアダプターもコンパクトだ
ACアダプターもコンパクトだ
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