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 米アップル(Apple)がMacBook Airの新モデルを発売した。13.3インチの「Retinaディスプレイ」を搭載する「13インチ MacBook Air」(以下、新MacBook Air)だ。外観は前モデルとほとんど変わっていないのでマイナーチェンジかと思いきや、実はフルモデルチェンジを遂げている。キーボードが変更され、本体サイズもやや変わっているのだ。

 税別10万4800円からという魅力的な価格を含め、詳しくレビューしていく。

アップルの「13インチ MacBook Air」
アップルの「13インチ MacBook Air」
(撮影:アバンギャルド、以下同じ)
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わずかに厚く、重くなった

 まずサイズや重量を旧モデルと比べてみよう。いずれもカタログ値だ。

  • 新MacBook Air
    30.41×21.24×1.61センチ 1.29キロ
  • 旧モデル
    30.41×21.24×1.56センチ 1.25キロ

 わずかに厚くなり、重くなっている。実物を目にしても、ほとんど分からない程度の差だ。

 iPhoneやiPadもそうだが、新モデルを出してもデザインをあまり変えないため、旧モデルも古びた印象を持たずに長く使える。ユーザーは安心して手に入れられるわけだ。

 細部の作りは、これまで通りに完璧のひと言で、とても10万円を少し超える程度から買えるノートパソコンとは思えない。

本体は質感の高いアルミ製で非常に美しい
本体は質感の高いアルミ製で非常に美しい
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ボディーの継ぎ目は底面に配置し、しかもほとんど隙間がないほどの仕上がりだ
ボディーの継ぎ目は底面に配置し、しかもほとんど隙間がないほどの仕上がりだ
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