アマゾンジャパンが新しいデバイス「Echo Auto」を発売した。Echo Autoは、簡単に言えばスマホにインストールした音声アシスタントの「Alexa(アレクサ)」を車で利用できるようにするデバイスである。車のオーディオと接続して、スピーカーからAlexaの声が聞こえるようにする。またマイクを内蔵しており、音声入力もできるようになっている。価格は4980円(税込み)とかなり手ごろだ。
すでに自宅でスマートスピーカーの「Echo」などを通じてAlexaを活用している人もいるだろう。同じことが車の中でもできるわけだ。先日実機を借りて車に持ち込んで使ってみたので紹介しよう。
本体はミントケース大でコンパクト
Echo Autoが届いたので、早速パッケージを開けてみる。Echo Auto本体はミントケース程度の大きさだ。
同こん物は意外と多い。車への固定ツールやシガーソケット用の電源アダプターなどが含まれているからだ。
基本的には、付属する「Echo Autoエアベントマウント」をエアコンの吹き出し口に取りつけて使う。このマウントのクリップ部分は回転するようになっており、吹き出し口のスリットの角度に合わせて調整可能だ。
Echo Auto本体は、マウントと磁石で固定するようになっている。電源供給は付属の「車載電源アダプタ」を利用するか、車にあればUSBポートを使う。一時的な利用なら、USB接続のモバイルバッテリーを使ってもよいだろう。
車のオーディオと接続して、スピーカーからAlexaの声が聞こえるようにする仕組みだ。接続にはBluetoothもしくは付属の「3.5mm AUXケーブル(1m)」を使用する。