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 韓国LG Electronics(LG電子)の「LG gram」シリーズは、軽さを追求したノートPCだ。2020年8月に、14インチ2in1の新モデルが発売された(製品型番は14T90N-VR51J1、以下「LG gram 2in1」と表記)。今回はこの新モデルを詳しくレビューしていく。

清潔感のある白いボディー

 LG gram 2in1のボディーカラーは、従来モデルと共通感のある白だ。パールの入ったつや消しの白と言えばわかりやすいだろうか。とても美しく清潔感がある。つやがないので手触りも良好で、指紋が目立ちにくいのがいい。

 最大のポイントは、2in1に見えないことだろう。狭額縁でコンパクトに設計されており、本体の厚み(高さ)は14.85~17.9ミリと非常にスリムだ。クラムシェルならこのくらいは当たり前だが、それなりに拡張性が充実している2in1としてはかなりの薄型になる。

クラムシェルにしか見えない薄型ボディーのLG gram 2in1
クラムシェルにしか見えない薄型ボディーのLG gram 2in1
(撮影:アバンギャルド、以下同じ)
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ボディーカラーは清潔感のある白だ
ボディーカラーは清潔感のある白だ
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軽量な1.1キロ台を実現

 LG gram 2in1はディスプレーが360度回転するタイプの2in1で、重量はカタログ値で約1.145キロとなっている。14インチとしては当たり前だと感じるかもしれない。今や、台湾・華碩電脳(エイスース、ASUS)の「ASUS ExpertBook B9」のように800グラム台の製品も登場している。

 しかし回転式の2in1は、ヒンジの構造が複雑になり重量が増す。また本体を回転させるために剛性を高める必要がある。もろそうだったり実際にもろかったりすると安心して回転させられないからだ。結果、クラムシェルに比べると軽量化の設計が難しくなる。LG gram 2in1は軽量ながらしっかりした作りで、安心してディスプレー部分を回転できる。

 つまり約1.145キロは、14インチの2in1としては非常に軽いと言える。似た構造である中国Lenovo(レノボ)の「ThinkPad X1 Yoga」が1.36キロからという重量なので、その軽さがよくわかる。この重量なら軽快に持ち歩ける。

回転式なので、さまざまなスタイルで利用できる
回転式なので、さまざまなスタイルで利用できる
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タブレットスタイルでも使用可能だ
タブレットスタイルでも使用可能だ
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キッチンスケールでの計測は1.1キロ台だった
キッチンスケールでの計測は1.1キロ台だった
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