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 富士通クライアントコンピューティングが2020年11月、「13.3型ワイド液晶搭載ノートPCとして世界最軽量(同社調べ)」をうたう13.3インチノートPC 「LIFEBOOK UH-X/E3」を発売した。前モデル「LIFEBOOK UH-X/D2」の698gも驚異的だったが、LIFEBOOK UH-X/E3はなんと634gだという。試作機を借りたので、早速レビューしていこう。

 僕は、他社製品を含め超軽量をうたうノートPCをいくつもレビューしてきた。その軽さに驚くことも多かったが、今回は過去最大の驚きだった。「中身が入っていないモックアップではないのか?」と、ちょっと心配になるほどの軽さだったからである。

富士通クライアントコンピューティングのLIFEBOOK UH-X/E3
富士通クライアントコンピューティングのLIFEBOOK UH-X/E3
(撮影:アバンギャルド、以下同じ)
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体積のそぎ落としとカーボンの採用で軽量化

 LIFEBOOK UH-X/E3はLIFEBOOK UH-X/D2と比べて64g軽くなった。軽量化の努力を長年積み重ねていくことで世界最軽量のモデルを設計できていると考えれば、64gは決して小さな値ではない。600g台まで軽量化した製品を、さらに64g軽量化するというのは相当なことである。

 フットプリントを小さくしたことが、さらなる軽量化につながっている。狭額縁にすることで体積が減り、それによってボディーの素材の総量が減るため軽くなる。本体は小さいほど剛性アップにもつながる。

 さらにLIFEBOOK UH-X/E3は、天板をカーボンファイバーにしている。これも軽量化の重要なポイントだ。もちろん細かな部品の見直しや、突き詰めた設計もあって実現した数値である。おそらく開発陣は500g台を目指して次なる努力を重ねているところだろう。

背面から見ると、やや細長く感じるだろう。これは狭額縁化したためだ
背面から見ると、やや細長く感じるだろう。これは狭額縁化したためだ
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キッチンスケールによる測定であり参考値だが、本体重量を測定したところ630gだった
キッチンスケールによる測定であり参考値だが、本体重量を測定したところ630gだった
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コネクターの充実ぶりがすごい

 外観で僕が注目したのは、充実した拡張ポートとスロットだ。USB Type-Cポート2つ(うち1つは充電に使用)とUSB Type-Aポート2つを搭載している。このサイズで合計4ポートを搭載しているのはすごい。USB Type-Cポートは、残念ながらThunderboltに対応していないUSB 3.2(Gen2)ポートだが、DisplayPort Alt Modeに対応しており映像出力も可能だ。

 さらにHDMIポートとSDカードスロットも搭載している。最近はmicroSDカードスロットを搭載するノートPCが増えているなか、SDカードを使えるのは写真撮影が多いユーザーにとってありがたい部分だろう。そのうえ、企業ユーザーにとってうれしい有線LANポートも備えている。一般的にはポートの数を減らせばそれだけ軽量化できるわけで、そう考えるとすごい構成だと言える。

LIFEBOOK UH-X/E3の本体左側面
LIFEBOOK UH-X/E3の本体左側面
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LIFEBOOK UH-X/E3の本体右側面。ポートが多数あって超軽量なのがすごいところだ
LIFEBOOK UH-X/E3の本体右側面。ポートが多数あって超軽量なのがすごいところだ
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