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 中国Lenovo(レノボ)は昔から先進的で、時折ユニークなデバイスをリリースしている。キーボードが分割して収納されるモデルや、プリンターを内蔵しているモデルが印象に残っている。最近だとキーボード側もディスプレーになった「Yoga Book C930」が記憶に新しい。

 そんなレノボが2020年10月「ThinkPad X1 Fold」を発売した。写真を見ていただければ一目瞭然だが、ディスプレーが折り畳めるPCだ。今回は、このモデルを詳しく見ていく。

レノボの「ThinkPad X1 Fold」
レノボの「ThinkPad X1 Fold」
(撮影:アバンギャルド、以下同じ)
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本体は折り畳むとかなりコンパクトになる。下はThinkPad X1 Carbon
本体は折り畳むとかなりコンパクトになる。下はThinkPad X1 Carbon
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折り畳める有機ELディスプレーを採用

 ThinkPad X1 Foldは、折り畳める有機ELディスプレーを採用している。折り畳めると言っても、完璧な折れ目が付くほどではない。折った部分は、ある程度のアールを描くようになっている。つまり折り紙を折るような形ではなく、折れ目が付かないように曲げるようなイメージだ。

 ディスプレーを開いた際も、よく見るとディスプレーの表面が少し波打っている。だが、実用上気になるほどではないだろう。

 ディスプレーは有機ELだけあって非常に美しく発色が良い。画面の焼き付きが不安だが、そもそもこのモデルは一日中机に置いて画面表示を続けるような使い方はしないはずなのでさほど問題はないと思う。ただ、長年使い続けたときに焼き付くかどうかは不明だ。

 ディスプレーは13.3インチで、解像度は2048×1536ドット。4対3の縦横比で、縦方向に長い点は素晴らしい。

折れ目は普通に使えばまず気にならない
折れ目は普通に使えばまず気にならない
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