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 今回は米アコ・ブランズ(Acco Brands)のKensingtonブランドのトラックボールを2製品紹介する。「Pro Fit Ergo Vertical 有線トラックボール(以下、有線モデル)」と「Pro Fit Ergo Vertical ワイヤレストラックボール ホワイト(以下、ワイヤレスモデル)」だ。前者は新製品、後者はカラーバリエーションの追加となる。

 最近パソコンを使い始めた人だと、トラックボールをご存じないかもしれない。基本的にはマウスと同様にポインターを操作するデバイスだが、使い方はマウスと大きく異なる。本体は動かさず、本体に内蔵されている玉(つまりボール)を操作してマウスポインターを動かすのだ。

 実は今回トラックボールを紹介しようと考えた動機はここにある。本体を動かさないトラックボールなら、机の上を占めるスペースを最低限に抑えられる。テレワークによって自宅でパソコンを使う機会が増えている人の多くは、場所の確保が課題になっていることだろう。

 また設置面の条件がマウスより緩いのもメリットと言えるだろう。例えば食卓などで作業せざるを得ない人は、マウスを使うとなるとテーブルの表面素材に凹凸があってマウスパッドが必要かもしれない。トラックボールなら素材は関係なく快適に使える。

トラックボールはマウスよりも狭い置き場所で利用できる
トラックボールはマウスよりも狭い置き場所で利用できる
(撮影:アバンギャルド、以下同じ)
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傾斜が付いていて使いやすい

 ここで紹介する2つのモデルは、どちらも60度の傾斜が付いている。Kensingtonのトラックボールは、ボールが真上に付いているタイプが主流だった。どの指で操作するかは自由だが、多くの人は人さし指か中指を使っていただろう。これに対して2つのモデルはボールを親指で操作するように工夫されている。

 あくまでも個人的な感想だが、マウスポインターを小さく緻密に動かすことが多いのでれば、ボールが真上に付いているタイプが向いている。一方マウスポインターを大きく動かすことが多いなら角度付きのモデルが使いやすいと思う。

 最近はディスプレーの解像度が上がりサイズも大きくなっているので、マウスポインターを動かす距離は長くなりがちである点を考慮すると、傾斜を付けたスタイルは理にかなっていると思う。60度という傾斜は僕にはバッチリ合っている。トラックボールの使い勝手はこの傾斜も非常に重要で、製品によっては角度調整のためのアダプター(台座のようなもの)が付いている。

Pro Fit Ergo Vertical ワイヤレストラックボール ホワイトは追加発売された新色。Amazon.co.jpでの価格は8440円(税込み)である
Pro Fit Ergo Vertical ワイヤレストラックボール ホワイトは追加発売された新色。Amazon.co.jpでの価格は8440円(税込み)である
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Pro Fit Ergo Vertical 有線トラックボールは新モデル。こちらもAmazon.co.jpでの価格は8440円(税込み)だ
Pro Fit Ergo Vertical 有線トラックボールは新モデル。こちらもAmazon.co.jpでの価格は8440円(税込み)だ
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