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 先日、米Apple(アップル)が発売した忘れ物防止タグの「AirTag」を使ってみた。この製品は発表される前からいずれ発売されるのではないかという噂が結構出ており、ようやくお目見えしたという感じがする。

 以前に本連載で「Tile」という製品を紹介したが、同じ用途の製品はかなり前から多数存在している。僕自身もこれまでに幾つかの忘れ物防止タグを使ってきたので、一部比較も含めてAirTagのすごいと感じた点、いまひとつと感じた点を紹介しよう。

アップル製品らしい質感

 初めてAirTagを手にしたときは質感の高さを感じた。サイズは碁石を二回りほど大きくしたくらいだろう。ホワイトボードに貼り付ける磁石付きマーカーのようにも見える。硬質な白い樹脂にメッキされた金属という組み合わせで、アップルらしさを感じる。初代のiPodも同じような感じだった。質感と細部の完成度は高いと思う。

アップルのAirTag。質感と完成度の高さを感じる
アップルのAirTag。質感と完成度の高さを感じる
(撮影:アバンギャルド、以下同じ)
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 サイズは直径31.9×厚さ8mmで、重量は11gとなっている。バッテリーはコイン型バッテリーのCR2032を採用しており、ユーザーが交換できる。このCR2032はメジャーで、コンビニなどでも入手できる。普通に使えば、バッテリーは1年ほど持つという。

AirTagのサイズは直径31.9mm
AirTagのサイズは直径31.9mm
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重量をキッチンスケールで測定しても11gだった
重量をキッチンスケールで測定しても11gだった
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 AirTagの価格は、直販の場合で1個3800円または4個1万2800円である(いずれも税込み、以下同じ)。僕は米Tile(タイル)の忘れ物防止タグを使っていたことがある。価格はモデルによって違ってくるが、2000円台前半から4000円弱といったところだ。それを考えると、AirTagは高くはなく、むしろ質感を考えたら安いと思えるほどだ。