全2829文字
PR

 米Microsoft(マイクロソフト)が「Windows 11」を発表した。Windows 10からのアップグレードはないと聞いていたので少々驚いたが、いちユーザーとして新OSの登場を歓迎したい。ここでは現時点でアナウンスされている情報と、Windows 11 Insider Preview(ビルド22000.51)で見ることができた機能を参考にして、僕なりの注目ポイントを考えていきたい。なおInsider Preview (ビルド22000.51)は、第8世代のCore i7を搭載したノートパソコンで快適に動作していることを最初にご報告しておく。

 Windows 10は年2回配布する大型アップデートでさまざまな機能を盛り込んできた。一方それ以前のWindowsは、数年に1度大規模なアップグレードを実施しており、普段のアップデートは不具合の修正や細かな機能向上にとどまっていた。つまりWindows 7、Windows 8、Windows 10が登場したタイミングで大きな進化を遂げたのである。

 ところが現時点で得られている情報では、Windows 11はデザインが大幅に変わる一方で、機能的な進化はさほど大きくないようだ。少々残念に感じた人がいるかもしれないが、一方でアップグレード後も操作の作法が変わらないことを朗報と捉える人もいるだろう。

大画面パソコンで使いやすくなる

 Windows 11ではスタートメニューが中央部分に移動している。見た目は新しさを感じさせる。実際にInsider Previewを利用してみると、大画面でこそ使いやすいと感じる。広い画面で作業している際に、左下までマウスカーソルを動かすのはちょっと距離を感じるが、真ん中あたりならば移動が少なくて済むからだ。最近はモバイルノートパソコンも14インチ画面のものが増えており、解像度も高くなってきている。大画面で使いやすいというのは大きなメリットだ。

スタートメニューが画面の中央に移動した。開いているウィンドウのような部分がスタートメニューである。なお本稿に掲載した画面は、いずれもWindows 11 Insider Preview(ビルド22000.51)のものである
スタートメニューが画面の中央に移動した。開いているウィンドウのような部分がスタートメニューである。なお本稿に掲載した画面は、いずれもWindows 11 Insider Preview(ビルド22000.51)のものである
[画像のクリックで拡大表示]